- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106109379
作品紹介・あらすじ
この建築が、スゴい。「すぐ見に行ける」傑作選! 建築は、時代と人々を映す鏡である――日本で近代建築が始まって約100年。現存するモダニズム建築の傑作50を選び、豊富な写真とエピソードとともに徹底解説。
感想・レビュー・書評
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近代建築、といっても日本で使われる近代(明治以降)に建てられた建築の意味ではなくヨーロッパでの本義の産業革命以降の新しい素材で作られた建築の意味の方で書かれている本です。なので結果的に戦後建築が中心になります。
初期の建築は軽やかさがキーワードになることが多いものの傍から見ていると耐震補強しなくて大丈夫とか思ってしまうわけで、時代が進むと要塞のような建物も出てくるあたり、日本で建築は難しいよなぁと思ったりして。最近は表面をガラスで軽さを出すのが主流のようで、これも大地震は大丈夫?って思うのですよね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東2法経図・6F開架:523.1A/O24n//K
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建築や建築家に関するエピソードが豊富で、建築を全く知らない自分にも面白かった!
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1建築あたり2ページと、簡潔に概要を知ることができる。モダニズム建築超入門としては◎。
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著名な建築雑誌『新建築』の編集部を経験している著者が、モダニズムの方の「近代建築」をテーマに、現存していて見学が可能な見るべき建築を簡便に紹介した一冊だ。
取り上げられている建築は有名なものが多く、新しい発見はないけれど、改めて俯瞰してみると日本の建築の多様さや歴史が感じられる。 -
新書という限られた紙幅の中で建築一つ一つの説明を文章と写真でコンパクトかつ分かり易くまとめられている。
ちょっとした合間にも、じっくり一気でも、繰り返しでも読める好書。
行った事があるのは目次の番号で言うと5・12・16・17・27・29・44・48位か。
因みに建築家毎の選出件数は、
前川國男 5
丹下健三 4
アントニン・レーモンド 3
村野藤吾 3
磯崎新 3
ル・コルビュジエ 2
吉田五十八 2
今井兼次 2
佐藤武夫 2
吉阪隆正 2
大江宏 2
白井晟一 2
フランク・ロイド・ライト 1
蒲原重雄 1
立原道造 1
坂倉準三 1
菊竹清訓 1
日建設計 1
槇文彦 1
黒川紀章 1
谷口吉郎+吉生 1
象設計集団 1
Team Zoo 1
長谷川逸子 1
原広司 1
谷口吉生 1
隈研吾 1
伊東豊雄 1
SANAA 1
安藤忠雄 1
西沢立衛 1
パルネットベルマージュ堺店にて購入。 -
昭和初期~平成のいわゆるモダニズム建築の中から、著者が優れているとして選んだ50の建物について解説した本。
見開き4ページでひとつの建物解説だが写真が半分を占めるので解説は2ページとそれほど詳しくはないが、建物の特徴のほか、建築家など建物にまつわるエピソードが添えられていておもしろい。ただ写真は小さいものが多く、細部はわからないものが多いのでネットなどで写真を参照しながら読むとよい。
原則、見学できるものが選ばれているので、ガイドブック的にも使える本。
小川格の作品





