人生はそれでも続く (新潮新書)

  • 新潮社
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本棚登録 : 252
感想 : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106109638

作品紹介・あらすじ

かつて日本中が注目したニュースの「あの人」は、いまどうしているのか。赤ちゃんポストに預けられた男児、本名「王子様」から改名した十八歳、バックドロップをかけた対戦相手の死に直面したプロレスラー、日本人初の宇宙旅行士になれなかった二十六歳、万引きで逮捕された元マラソン女王……。二十二人を若手記者が長期取材、特異な体験の「その後」を聞き出した。大反響を呼んだ連載をついに新書化。

感想・レビュー・書評

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  • 大きなニュースとなった話題の人のその後を取材した読売新聞の連載記事を書籍化したもの。

    総じてええ話やなぁ・・・が多かった印象だが、そうでないものは掲載に至らなかったんだろうなと思った。

    読売新聞は、購読新聞なんだが、この連載をじっくり読んだことはなかったので、次からは目を通してみようか、とも思った。

  • 特異な事情があったにせよ、今の現実を生きているという事実が何より響いた。何があっても生きていれば明日が来て、今をそれぞれの解釈で過ごしていく必要がある。これは皆同じ、皆いろいろな境遇でも今を生きている。その当たり前を感じた。
    最後の3人が印象的でした。

  • 世の中で話題になった出来事や事件などに関わった人のその後の人生を追ったもの。
    大変興味深く面白かった。
    たとえ「めでたしめでたし」で終わった物語でも登場人物が生きている限り人生はまだ続くのだから。

  • ●山で遭難して1週間過ぎた。この時期を過ぎて生きていた例は少ない。しかし山にカラスが飛んでいない。多分まだ生きているよ。
    ●日本初の飛び入学で大学生になった17歳(1998年千葉大学)は現在大型トレーラーの運転手となっている。今の日本では、短期間で結果を出さなければ、研究職につけない。
    ●単に親がつけた名前が珍しいからと言うだけで目立つなんて、プライドが許さない。名を売るなら、自分の実力で勝負したい。
    ●「典子は、今」の主人公。2006年春、26年間勤めた熊本市役所を44歳で退職した。
    ●軟式野球延長50回を契機とし、15年以降軟式硬式共に延長タイブレーク制が順次導入され、20年春からは1人で1週間に500球までの投球制限も決まった。
    ●佐村河内氏の依頼は「困り事」であると同時に、作曲家としての創作意欲をくすぐる要素が確かにあった。新垣さんの著作権は既に譲渡しており、ジャスラックも管理していない。ゴーストライター時代の曲を現在、新垣さんが演奏することはできない。

  • <目次>


    <内容>
    読売新聞の社会部連載(現在も連載中)の「あれから」取材班の記事をまとめたもの。いろいろな事件の関係者の「あれから」を追いかけたもの。家族が皆殺しになったお父さんとか、プロレスラー三沢光晴を葬ったレスラーとか、佐村河内氏のゴーストライター、元巨人の松井選手を甲子園で5敬遠したピッチャーなど、有名どころから覚えていない事件の関係者まで、真摯に徹底的に取材されている。いろいろと考えさせられるし、当事者の立場を意識してしまう本だった。

  • 東2法経図・6F開架:281A/Y81j//K

  • そういえばそんなことがあった。

  •  幼少期の友人、道端で理不尽にもキレ散らかしてきたジジイや兄ちゃん、塾講師時代に数回だけ授業した生徒達、全員名前なんて忘れてるか、知らないか。そんな僅かながら人生が交わった人々は、今どんな日々を歩んでいるのだろう。今後2度と関わる事のない彼ら彼女らに思いを馳せてます、勝手に。

    この本のテーマとは多少ずれるけども。

  • メディアにより、いい意味でも悪い意味でも時の人となった方々の現在を追うドキュメンタリー。

    松井秀喜に対して敬遠を続けた投手や対戦相手を殺めてしまったプロレスラーなど、対象者は様々だが、当時の心境や現在地を語ってくれている。

    正直、知らなかったニュースもあったが、こうして時を経た取材は、一つの歴史として学ぶべき対象であるため、ぜひ単発的なニュースばかりではなく、こうした取材結果もどんどんまとめて欲しい。

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