- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106110115
作品紹介・あらすじ
レストランは物語の宝庫だ。そこには様々な人々が集い、日夜濃厚なドラマを繰り広げている――。人気の南インド料理店「エリックサウス」総料理長が、楽しくも不思議なお客さんの生態や店の舞台裏を本音で綴り、サービスの本質を真摯に問う。また、レビューサイトの意外な活用術や「おひとり様」指南など、飲食店をより楽しむ方法も提案。食にまつわる心躍るエピソードが満載、人生の深遠を感じる「客商売」をめぐるドラマ!
感想・レビュー・書評
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筆者の感性と私の感性が全く合わなくて読むのがしんどかった。終始「だから何なんだ…」と心の中で呟きながらとにかく最後まで読むには読んだけど、きっと再読はしない。
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飲食業界のあれこれをお客さん目線で説明
著者は酒類メーカーを経て飲食業界に従事する
飲食店の様々な人間模様
食事をする人も様々
常連客もいれば、ネットワークビジネス目的の人、店員さんにマウントを取りたい人、1000円の定食を高いと感じる人
飲食店は特に、お客さんとのコミュニケーションの大切さ
が特に目立った気がします。美味しいものを食べるだけなら、テイクアウトでも良いかもしれませんが、外で食事をすることは従業員さんとのコミュニケーションなどを通じて社交性を磨く場でもあるのかとも思う -
「読んでみたら既知のことばかり」との誰かのコメントを見たような気がしますが、「自分もそう思っている」コトでも、他者に伝えることは難しいもの。他の意見・立場にも配慮しつつ、自分の主張を平易かつ理路明快に書き上げるところはさすがと思います。
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イナダさんのmondやツイッターが好きで、ご著書も拝読。
決して感情的ではないのに熱がこもった文章、やっぱり好きだなあと思いながら読み進めました。料理人や経営者の立場からすると、ついお客さんに「こう振る舞ってください」「こういう注文の仕方が理想です」と上から目線でお説教したくなる(しかも本書は新書だし)かもしれないところ、そんな押し付けがましい雰囲気は感じません。ご自身もお客さんとして食を楽しんでいるゆえでしょうか。わかりやすい教訓がない分、「So what?」と感じる読者もいるのかな? と他のレビューを見て思いましたが、私自身は日常に活かすというより飲食店をめぐる悲喜こもごもをじんわり味わうことができて楽しい一冊でした。 -
カレー好きオジサンのオススメでほうもしたエリックサウスの総料理長とは驚き、Voicyパーソナリティの話題に上っていたニミマル料理経由でこの本に出会う。エッセイストもされているなんて驚き!
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/569203 -
稲田さんの飲食業界への愛が伝わる本。
とても読みやすい文章で気楽に読めました。
自分が飲食店でご飯を食べることがまた一段と楽しみになりました。