メンタル脳 (新潮新書 1024)

  • 新潮社 (2024年1月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784106110245

作品紹介・あらすじ

「史上最悪のメンタル」と言われる現代人。とりわけ若年層の心の問題は世界的に深刻だ。ユニセフが警告を発し、アメリカ政府は「国家的危機」とまで言及、日本でも高校生の30%、中学生の24%、小学4~6年生の15%が中等度以上のうつ症状を訴えているとの調査結果もある。脳科学からメンタルの問題を解説した世界的ベストセラー『ストレス脳』をあらゆる世代向けに、わかりやすくコンパクトにした〈心の取説〉。

感想・レビュー・書評

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  • みなさんお元気にしていましたか??
    わたしはまたしても人生で何度目かのメンクリ通い、、
    お仕事は、引き続き不登校に関するお仕事をしていますよ、っと。

    角田光代さんを読んで挫折、朝井リョウさんならいけるのではないかと思って手にとった『生殖記』すら挫折、大好きな金原さんなら!とすがるような思いで読み出した『持たざる者』は、お酒を嗜んでいる時にゆるりゆるりと何ヶ月もかけながら、現在も未だ読み途中。

    もう全然活字が頭に入ってこないっていうのがずっと続いてて。
    半年ぶりに行ったメンクリで「好きなことってできてますか」と聞かれた。
    そもそも好きなことってなんだったっけ?
    最近は11時間とっぷりと働く毎日で、そしたらある日突然39℃の熱が出て、下がったと思ったら今度は眠れなくなって、肩と首が痛くて、それでメンクリに行ったわけだけど、そんな生活を送っていたから、好きなことすらなんだったか分からなくなっていた。

    その時に、改めて、読書だ、と思った。
    わたしは読書が好きだった。大好きだった。
    それで、ここにレビューをあげて、みんなとコミュニケーションを取るのが大好きだった。
    でも、なぜか読めなくなっていた。

    メンクリで出たお薬を飲んでいたら、少しずつだけれど、だんだんと頭の中がクリアになってきて、順序だてて仕事ができるようになったり、こうして久々に1冊の本を読み終えることができた。

    とても読みやすい本だなぁ、と思っていたら、積読になっている『ストレス脳』を10代向けにわかりやすくした作品だという。
    なるほど、どうりで読みやすい。

    最近は、強い不安と闘っていたり、ゲーム依存みたいになっている低学年の子どもが多くて、どうしたもんかと悩んでいたから、「ああ、脳の仕組みなんだ」と理解できて、少しだけ次の一歩へのヒントをもらえた気がして、この本を紹介したいな、と思う子どもや保護者の顔がぽこぽこと浮かんでくる。

    結局は仕事が好きだから、のめり込みすぎちゃうわけだけど、継続した強いストレスと、長時間労働はやっぱりよくない。
    今日は新年度初日なんだけど、耳鼻科を理由に早退して、菓子パンを食べながら読書してやったぜ!
    そしてこの、レビューを書くという時間が、自分にとって極上であると気づかされる。

    今は小説のタイミングじゃないのかもな。次は『FACTFULNESS』に手を出す。
    読み切れるか。
    乞うご期待!

    • まことさん
      naoちゃん、お久しぶりです♪

      どうしていらっしゃるのかな?
      と思い出すことありました。
      体調が優れず、読書ができなかったのですね。
      でも...
      naoちゃん、お久しぶりです♪

      どうしていらっしゃるのかな?
      と思い出すことありました。
      体調が優れず、読書ができなかったのですね。
      でも、お仕事は毎日通われているのですね。
      どうぞ、お大事にしてください。
      ブクログでは、いつも皆さんnaoちゃんの、レビューを待っています!
      2025/04/02
    • bmakiさん
      ご無沙汰しておりますm(_ _)m
      何だか大変な日々だったのですね(ToT)
      お仕事頑張り過ぎちゃう性格ですと、外野が何を言ってもきっと...
      ご無沙汰しておりますm(_ _)m
      何だか大変な日々だったのですね(ToT)
      お仕事頑張り過ぎちゃう性格ですと、外野が何を言ってもきっと頑張り過ぎちゃうのだろうなぁと思います。

      大好きだった読書で、少しずつ心が癒されるといいですね(*´꒳`*)
      2025/04/02
  • やっぱり運動ってものすごく大事であることを認識できた。
    結びは運動をしない理由はない、と著者は述べてます。
    それを科学的に説明しているので納得することもできた。
    読みやすい良書です。

  •  アンディッシュ・ハンセンの本はスマホ脳、運動脳に続き3冊目になるが、本書は内容が割と前例踏襲になり目新しい発見はなかった。またエビデンスを示して事実を解明していくというよりは、前作の事実を前提としてメンタルに関する部分をまとめるような構成で、前作ほどのインパクトはなかった。しかし脳や生き方を考える際に、繰り返しとなることで大事なエッセンスの復習になった。

  • スマホ脳、運動脳、最強脳、ストレス脳に続いて、5冊目を読んだ。アンデシュ・ハンセン氏の〇〇脳シリーズは、読むと穏やかな気分になり、やってみようかなと思うことが多い。
    今回もやはり大事な事は、①運動(やらない理由はない)、②一緒にいて安心できて、信用できる人たちに囲まれる、③夢中になれて、意味を感じられることをする。特に運動は、メンタルを安定させる。鬱になる可能性をぐっと低くしてくれる。運動しながらなかなか他の事は考えられないものね。いつの間にか動きに集中しているから。

  • もっと翻訳がどうにかならないのかと感じる文章だった。Google翻訳のような、こんな「運動は体にいい、メンタルはいい」など紹介にとどまるような著者だっけ?と思った。今の傾向として、メンタル不調やメンタル回復の変数を一つにまとめ、その効果を繰り返し述べる、このような本が売れるだろうなと思った。
    好みの問題。

  • アンデシュ、ハンセンの〇〇脳シリーズ
    とても読みやすく、章の最後にポイントが書いてあるので、あとで見返しやすいのもいい
    不安は防御のメカニズムで、生きのびさせるための仕組みだそう。運動でうつのリスクは下がるので、これからも運動を続けていこうと思った

  • 『ストレス脳』をあらゆる世代向けにコンパクトにした本とのこと。
    不安やうつは大抵の場合、防御メカニズム。
    快適で信用できる人たちに囲まれる。
    夢中になれて、意味を感じられることをする。
    いいかもしれない。

  • ストレスとは、人間が生き延びるため進化の過程で作られた機能である、という観点からメンタルについて書かれている。
    中高生向けに書かれていることもあり、とても読みやすく一気に読むことができました。
    幸せとはいつも楽しんでいる状態だと勘違いすると、次の瞬間にもっと良いことが起き続けなければ幸せを感じられない。脳の予測と現実の差を過度に広げる、広告やSNSに惑わされないように生きる重要性を感じました。

  • これまでの著書の主張を中高生向けにわかりやすくポイントでまとめた本。
    すっと入ってすぐ終わった。スマホ依存しない、運動する。きわめてシンプル。


    あとは190ページにあった以下の文言を肝に銘じる。

    まず虚しい広告のメッセージに耳を傾けるのをやめる
    次に雑誌の記事や本、YouTubeの講演などで「幸せ」という言葉を使ったものに出くわしたら、「くだらない話探知機」の精度を上げる。

    以上

    息子に読ませたいけど、動機づけがないと読まないだろうなあ。苦笑

  • 図書室。
    「スマホ脳」の時ほど知らなかったことや実践してみたいことはなかったものの、なぜ感情があるのか、永遠に幸せでいられないのはなぜかなどを読むと、落ち着くことができた。

  • 〜豆知識〜
     賞味期限表示ができるよりもずっと前の時代、保管が良くなかったり古くなったりした肉や牛乳には危険な細菌が繁殖しており命を奪う寄生虫が潜んでいる可能性があった為つわりが起こる。

     引きこもりも恐怖症も脳が感染などから私達を守ろうとして引き起こされる事がある。ただし、少々やり過ぎな事もある。

     トラウマの対処法も載っていて読んでみて良かったと思います。辛い出来事がフラッシュバックしてきた時は蓋をしてしまうのではなく深呼吸をしたり言語化してみるのもいい方法なのだそうです。
     私は漠然とした不安に襲われる時は何故そう感じるのだろうと感情を疑ってみるようにしています。ただ本当の恐怖を感じている時(地震速報を聞いた時やセーラー服、ナース服を見た時)はそこまでの冷静さを取り戻せずに感情に流されてしまうことも。

  • 「ストレス脳」をティーンエージャー向けにコンパクトにしたもので、再読に近い感覚。
    脳は生き延びるために活動しており、不安やうつは防御システム、不安は事前のストレスであり悪いことではない。
    SNSなどを通して人と比べて孤独を感じることで脳がパニックを起こす。
    解消には運動が最適。
    幸せとは、幸せを追い求めることで期待値を上げてしまいかえって遠のく。
    59冊目読了。

  • コンパクトで簡単な言葉でわかりやすいため、パパッと読める。
    病んでいる時に読むのがいいのかな。
    子育てや仕事で幸せとは何か考えている暇がない、そんな自分は客観的に見て、幸せなのかもしれない。暇があってあれこれ考えたり、SNSをチェックしたりしていたら返ってメンタルが下がってしまうのでは。そんなことを考えさせられました。
    幸せは追い求めるものではないんだ。

  • ふーん、そうですか、へー、ほーん
    なるほどねぇって話だった

  • 私にとってアンデシュ・ハンセンさんの本5冊目。
    彼はスウェーデンの精神科医でベストセラー作家です。

    この『メンタル脳』は『ストレス脳』を
    ティーンエージャー向けに書いたもの。

    世界的にも今、10代のメンタルは
    「かつてないほど悪い」と言われているそうです。

    人類の歴史のうち99.9%の時間では
    半数が10代になる前に死にました!

    私たちはそんな世界で、
    数百世代にわたって
    「正しい選択」をしてきた先祖の子孫なのです。

    人間の脳は私たちを生き延びさせるために
    進化してきました。
    感情はそのための「道具」。

    そんな脳とか感情とかがわかれば
    10代の子たちももう少し楽に生きられるのではないかな。

    ぜひ読んでみてほしいです。
    私も10代で読みたかったな。

  • ストレス脳の中高生向け解説書、と筆者は本文中で説明する。

  • 大好きなハンセン先生の一冊。
    中学生が見ても分かりやすい書き方なので、誰でも読みやすい本。

    どの本も最終的に運動が大切ということが紐付くので、どれだけ運動が大切かが改めてわかる。
    この本の一番大事なのはポイントは幸せの定義づけについて。なるほどと感じた。

    ハンセン先生の本はいつ見ても面白い。
    ですが、他の本のが個人的に面白いので今回は⭐️3で。

  • この方の作品、意外と読んでるな。
    題名の通り、メンタル脳。
    メンタルに関することが脳に絡めて書かれている。
    例として挙げられる話も、有名なものが多く、読んだことあるなと感じるものもちらほら。
    その分、結構まとまっていて読みやすかった。
    しかし、ちょうど忙しいときに読んだからか、あまり記憶に残っていない。
    そもそもこれを読んで気付けるくらいの脳の状態にしなければ。少し落ち着いたらまた読んでみよう。

  • つわり、妊娠の時期は脳がネガティブになりがちだと妊娠中に知っておきたかった気もした。情報はやはり集めるに限りますな〜
    そしてメンタルのためにはとにかく歩こうと思った。
    鬱の反対は「バイタリティ(活力)」ということで、とにかくバイタリティあふれる人生にしていきたいね。

    印象に残ったエピソードは、「鬱なのは遺伝子、脳、セロトニンのせい。」(←事実ではある)と言われすぎると自分ではどうしようもないのか、、という無力感につながってしまうらしいが「脳は粘土のようなもので、変化は可能。それは睡眠は運動などの周りの環境の変化で如何ともできる」と説明するほうが実際の鬱の人にとってはポジティブに響くみたいです。

  • 「スマホ脳」が面白かったので、こちらも拝読。つい最近幸せな出来事があり、それが終わった瞬間に不安に煽られたが、この本を読んで自分が不安になった理由が分かった気がする。自分のメンタルの取説のような本で勉強になった。

    要約:
    狩猟採集民だった時代、脳の一番大事な仕事は、私たちを「生き延びさせること」であった。そのため、存続危機になることがあれば(危険な動物や虫を見つけたり、群れから離れたり)「不安」を感じさせ、危険を回避できれば「幸せ」だと思わせる「感情」を作ってきた。常に命の危険があった世界で役目を果たすために進化してきた脳は、ここ約一万年変わっていない。つまり、平和な社会で生きる現代とは全く違う構造で脳は機能しているため、タバコよりクモやヘビが怖かったり、SNSで他人と比べてしまうことで自分がヒエラルキーの下になって群から追い出されると誤解したりして不安にさせてしまう。このような不安といった感情が起きるのは、必ずしも病気や欠陥ではなく、脳が今の世界のことをよくわかっていないにもかかわらず、私たちを助けようとしているから起きること。

    また、幸せをいつも必ず感じることは無理。ハッピーで明るい感情しかなかったら、人類はもうずっと前に絶滅している。脳の重要な任務は、「あなたを生かしておくこと」であり、幸せではない。人間は、満足する生き物ではなく、ついに不満がある。そのおかげで生き延びてこられたんだから。だから、幸せに期待するのはやめよう。良い人生を送るためには、意味を感じられることに力を注ごう。

    どの本でも「運動した方が良い」と勧められるのは、祖先が平均15,000歩歩いて進化してきており、脳もその運動基準を満たした時に一番機能するから。また、「体のコンディションが良い」と危険から自分を守ってくれる確率が上がり、生き伸びられる可能性が上がる。それでストレスも感じにくくなったから。

    よって、幸せのレシピは
    1 一緒にいて快適で、信用できる人たちに囲まれる。
    2 夢中に慣れて、意味を感じられることをする
    3 1と2を繰り返す

    以上。


    個人メモ:
    生き残るために、狩猟採集民の大変だった時代の脳みそで生きている。今でも病気をうつされたくないから、病気の人には帰らないようにするし、目の前にカロリーたっぷりの食べ物があればいくらでも食べてしまいます。草むらでちょっと動いただけてびっくりしてしまうし、一人ぼっちになるのも嫌いで、胸の中にいられるように全力を尽くします。サバンナで生まれて暮らすのが1番安全で、1人になったら死んだも同然だったからです。

    感情と言うのは、周囲の情報と、体の中の情報脳が「解釈」し、「まとめ」たもの

    取るに足らない選択は、直感に頼って素早く済ませるように脳ができている。= 決断が早いのは重要じゃないと思っているから?つまりものすごく時間を掛けて考えるのは、その事柄がその人にとって重要だから?

    不安やストレスは闘争か逃走かのモードに入る体のプロセス。不安は防御のメカニズムで、脳が私たちは生き延びさせるための仕組み。今は平和なのに、生き抜くのが過酷だった狩猟民族と同じ頻度で脳に不安スイッチが入るため、現代の人は疲れてしまう。不安はあなたを守るためのものだから、極度に恐れなくていい。

    記憶も脳によって作られる。だから自分を生かすために、過去の出来事が事実と違う形で記憶されたり、また常に更新し続ける。これもあなたを守るため。

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著者プロフィール

精神科医。カロリンスカ医科大学卒業。王家が名誉院長を務めるストックホルムのソフィアヘメット病院に勤務しながら、有名テレビ番組でナビゲーターを務める。『一流の頭脳』が人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れ、世界的ベストセラーに。前作『スマホ脳』は日本でも爆発的にヒットした。

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