スターの臨終 (新潮新書)

  • 新潮社 (2025年1月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784106110757

作品紹介・あらすじ

メメント・モリ――常に死を想えと古人は言った。「板橋のドブ」で死ぬのが理想と語った渥美清、余命1年を宣告されても女優への執念を絶やさなかった川島なお美、葬儀で「幸せな人生だった」と自らの声で語った田中好子、舌がんで入院中も冗談を飛ばしたケーシー高峰……。時代を彩ったスターは死を目前にして、何を思い、生きたのか。自身もがんと闘い、刊行を待たずに他界した著者が綴った、“死に際”の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 2024年10月にガンで亡くなっている著者。
    朝日新聞社にもいらした。

  • 本書、ガン回廊の朝、人間臨終図鑑、晩年図鑑と多くの人がそれぞれ立派に死んでいる
    さて、自分はどうだろう?
    著者も昨年立派に亡くなった。合掌

  • 著者は、朝日新聞芸能担当記者。自身との関わりがあった芸能人約30人の人生と、その最期をエッセイ風にまとめた本。
    テレビや映画で一世を風靡したスター達には、視聴者が知らない経歴や出来事があり、その最期も様々だった。人間なので表と裏の顔があるのは当たり前だが、この本に登場する人達は、華やかな表の顔と違って、裏ではそれぞれ苦労や悩みを抱えていた。順風満帆な人は一人もいない。著者は記者という仕事柄、多くのスター達との関わりを持ち、彼らとの様々なエピソードが紹介されていて大変面白く読めた。しかし、スターの最後というのはどれも悲しくなる。表舞台から姿を消し、暫くして病気で亡くなる。(自死も多い)老衰で人生を全うしたスターはほとんどいない。著者も病魔(ガン)と戦いながら執筆し、本の完成を見ることなく亡くなった。 この本は遺作でもある。

  • 大衆文化担当を貫いた筆者。俳優、歌手、レスラー、芸人の臨終について綴る。
    筆者自身ががんで余命宣告を受け発刊直前に亡くなったという執念の作品。
    紹介されるスターたち一人ひとりの壮絶な人生と筆者の人生を重ね、深い感動。

  • 何も知らずに読めば、芸能記者が知る範囲のことを広く浅く書いたという印象。プライバシーの問題もあるだろうし、書く上で制約はあったかもしれない。著者も余命宣告を受けていたということもあり(出版を待たずに逝去)、スターの最期を自分の死と重ね合わせていたのだろうか。どんな気持ちで書いていたのか。それを考えると胸が詰まる。

  • 人生いろいろ。華々しさの陰で、みんな色々あったんだなぁ。

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著者プロフィール

1961年、神奈川県川崎市生まれ。列島放浪後の88年、朝日新聞入社。東京社会部の大衆文化担当記者を経て編集委員。2021年4月から前橋総局員を兼務。『東京下町』『寅さんの伝言』『裏昭和史探検』など著書多数。コラムを執筆した『寅さんDVDマガジン』(講談社)は累計250万部となった。大手レコード会社から発売となったCD『酒と艶歌とサラリーマン』も監修する。哲学、文学、歴史、民俗学、演歌、昭和歌謡、怪異伝承、UFO、北方領土問題など、取材は森羅万象に及ぶ。

「2022年 『絶滅危惧種記者 群馬を書く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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