プロパガンダの見抜き方 (新潮新書)

  • 新潮社 (2025年2月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784106110795

作品紹介・あらすじ

日々見聞きするニュース、SNS経由の〝真実〟、皆に愛される「ゆるキャラ」、評判の映画、国家的規模のイベント……発信されるあらゆる情報の裏にある意図と目的を見抜けないと、知らないうちに思考や行動は誘導されていく。それがプロパガンダ3・5時代の現実だ。常に情報戦の最中にいる私たちは何を知っていればいいのか。古今の成功例、巧みな手口、定石等を示しながら、具体的な「見抜き方」を伝授する。

みんなの感想まとめ

情報が氾濫する現代において、私たちは意図的に発信されたメッセージの裏に潜む思惑を見抜く力が求められています。著者は、プロパガンダの技術を16個に整理し、具体的な事例を通じてその巧妙さと影響力を解説して...

感想・レビュー・書評

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  •  自分のようなコアな「烏賀陽シンパ」は、彼の書いたものなら何でも信じてしまう。もうこうなるとプロパガンダの格好の餌食なんだろうな。
     ある思惑を持って発信された情報がプロパガンダだとすると、マスコミはすべてプロパガンダにならざるを得ない。新聞にしてもテレビ局にしてもターゲット層に刺さるように「思惑」を持って記事やニュースを作っているし、そうでなければ企業として存続できない。著者が繰り返し言うようにプロパガンダは善悪の問題ではなく、メディアというものは須らくそうできているということだ。なので受け手側が疑いの目を持って、その「思惑」に乗るかどうかを主体的に判断するしかない。
     それにしても望月記者がスターダムにのし上がった裏に、こんな事情が隠れていたなんて思いもしなかった。プロパガンダにも高度なものとすぐにバレる低級なものがあるが、これは前者の最たるものだろう。もともと彼女について胡散臭いとは感じていたが、この裏が見抜けるようになるには相当な眼力が必要になりそうだ。

  • ALPS処理水をプロパガンダと呼んでいるゴミ本です。
    《「少しの事実に多量のフェイクが混ぜてある」のがよい》
    というが、
    これはプロパガンダではなく陰謀論の話なのでは?
    プロパガンダは逆では?
    https://seisenudoku.seesaa.net/article/513509045.html

  • 361-U
    小論文・進路コーナー

  • 【請求記号:361 ウ】

  • この本に出てくる16個の技術で世の中はできている。興味深くもあり恐ろしさもあり。

  • 361/ウ

  • 事例などもわかりやすく、新書ゆえに入門編としてはとても読みやすかった。
    文中にもあるが、マーケティングとプロパガンダってほんと同じだね。
    自分たちが有利な立場になるよう、好まれるように情報を伝えることがプロパガンダ。
    ひいては宗教の思想を広めることだってプロパガンダである。

  • 情報の洪水に溺れる現代人にとってそれへの向き合い方が問われる状況は今後も続くと思われるが、プロパガンダという語句に対する一般的なイメージである政治的なメッセージ以外にも我々が気をつけるべきことは多々ある。
    結論部分はある種凡庸でもあるが、プロパガンダの公式と呼ぶべきスタイルをさらいながら、種々のプロパガンダ的手法を洗い出すことで改めてこのような手法が世間に溢れていることに気付かされる。

  • プロパガンダとは、政治宣伝と訳されるが、大雑把に言えば、CMの一種といえなくもない。政府、自治体、政党、メディア等々、これに、SNSも加わり、我々の周りは、情報の海に囲まれてしまっている。この状況で、筆者は、先ず、疑え、眉唾思考、ほんまかいな思考でと説く。検索よりも、豊富な読書で解答は見つけるべきかなあと思う。

  • 序章 なぜ見抜く技術が必要なのか(プロパガンダ・リテラシーの勧め/効果的なプロパガンダは「物語」を持っている/ゆるキャラとグレタさんは強力なツールとして機能している)/第1章 どう生まれ、どう発展したかープロパガンダの歴史(布教が起源だった/宗教改革は世界初のプロパガンダ成功例/活字媒体時代のプロパガンダ/国家プロパガンダの誕生/プロパガンダのバリエーション)/第2章 現代日本人は何に乗せられたかー成功した2例の研究(アメリカ流プロパガンダが日本を変えた「郵政民営化」/「望月衣塑子記者」というリアリティ・ショー)/第3章 私たちは情報戦の最中にいるー駆使される数々の定石(私たちは戦時プロパガンダの時代に生きている/プーチンは自ら設定したステージで演技を続ける/「宝石」が成功の鍵を握る)/第4章 プロパガンダ3.5時代が到来したーマユツバ思考の重要性(スマホとSNSが生み出したプロパガンダ3.5世代/プロパガンダからの自衛策とは)

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著者プロフィール

1963年1月京都市生まれ。
1986年、京都大学経済学部を卒業し朝日新聞社に入社。名古屋本社社会部などを経て1991年からニュース週刊誌「アエラ」編集部員。
1992~94年に米国コロンビア大学国際公共政策大学院に自費留学し、軍事・安全保障論で修士号を取得。
1998~99年にアエラ記者としてニューヨークに駐在。
2003年に早期退職。
以後フリーランスの報道記者・写真家として活動している。
主な著書に『ヒロシマからフクシマヘ 原発をめぐる不思議な旅』(ビジネス社 2013)、『フェイクニュースの見分け方』(新潮社 2017)、『福島第1原発事故10年の現実』(悠人書院 2022年)、『ウクライナ戦争 フェイクニュースを突破する』(ビジネス社 2023)などがある。

「2023年 『ALPS水・海洋排水の12のウソ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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