若い頃、「伊豆の踊子」「雪国」「古都」「千羽鶴」「山の音」「名人」「眠れる美女」などの作品を読みました。伊藤肇の「人間的魅力の研究」読了後は、川端康成に人間的魅力を感じなくなりました。でも、文学的には評価された人なので一読しました。「新潮日本文学アルバム №16 川端康成」、1984.3発行。1899(M32)6.14生まれ、1961(S36)文化勲章、1968(S43)ノーベル文学賞、1972(S47)4.16没(ガス自殺、72歳)鋭い眼で人をじっと長く見つめる凝視癖があったそうです。
「伊豆の踊子」「雪国」「千羽鶴」「山の音」「名人」「古都」は読んだ気がしますが、内容は記憶のかなたです。「新潮日本文学アルバム№16 川端康成」、1984.3発行。1951年林芙美子の葬儀委員長、1953年堀辰雄の葬儀委員長、1971年三島由紀夫の葬儀委員長。1972年4月16日ガス自殺、享年72。私の今の年の時です。私はもう少し生きて楽しむぞの気概です。