新潮日本文学アルバム 58

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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106206627

作品紹介・あらすじ

作家の劇的な生涯と作品創造の秘密を写真で実証するロングセラーシリーズ。偉大な博物学者、自然保護運動の先駆者、世界を舞台に不抜の学問を確立した一代の奇人。

感想・レビュー・書評

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  • 「寒のいり猫もマントをほしげなり」南方熊楠(みなかた くまぐす)氏、大の猫好きなことと博識なことは知っていますw。「新潮日本文学アルバム№58 南方熊楠」、1995.4発行。慶応3年(1867年)4.15、和歌山随一の富商(金物商)に生まれた。鍋屋の熊公とからかわれた屈辱感が。学校嫌いの勉強好き、記憶力と好奇心のかたまり、学校に熊楠の知識を超える教師はいなかったと。米国5年、英国6年、植物学の巨人で波乱万丈な生涯。昭和16年12月29日永眠(74歳)熊楠の著書は少なく、熊楠のことを書いた著書は多いですね。
     南方熊楠「南方熊楠随筆集」、佐藤春夫「南方熊楠」、神坂次郎「縛られた巨人」、「南方熊楠アルバム」を読んでみたいと思います。

  • 天才としか言いようがない

  • 写真資料がメイン。熊楠の生涯をコンパクトに纏めたもの。

  • 「わが思うことは涯なし、命に涯あり、見たき書物は多々、手元に金は薄し」

    博物学の巨人、南方熊楠について、非常に明確に分かりやすくまなべる。

    このシリーズ、文学者の研究の参考として使うことが多々あったが、文学者以外のもあるのか。

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