安部公房全集 26 1977.12-1980.1

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  • Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106401466

感想・レビュー・書評

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  • 「密会」のみ読了。
    溶骨症の女を病院から連れ出す話。

    頭の中をかき回されて、立場、役職、肩書きが全てなくなる感じ。動物の人間だけが残る感じを受けた。気持ち悪く、薄気味悪い。
    でも、最後まで読んだ。
    読後もよくなく、頭が痛い。

  • 密会. 著者の言葉―『密会』. 自作を語る―『密会』. 「密会」の安部公房氏. 「水中都市」から. 構造主義的な思考形式 渡辺広士聞き手. 解題―石川淳著『夷斎筆談』. 解釈でなく体験の50分. カメラによる創作ノート. 都市への回路. 通信―安部公房スタジオ会員通信5. 人命救助法. 右半球の頭脳への発信 小池一子聞き手. ドナルド・キーン宛書簡18. ドナルド・キーン宛簡書19. 匿名性と自由の原点の発想 高野斗志美対談. 人さらい. 買物. 安部公房インタビュー ドナルド・キーン聞き手. 「S・カルマ氏の犯罪」―安部公房スタジオ会員通信6. S・カルマ氏の犯罪. 言葉と肉体のあいだ. アレゴリーを超えて アラン・ロブ=グリエ対談. 通信―安部公房スタジオ会員通信7. 仔象は死んだ. われらコンタックス仲間 林忠彦対談. 私の劇場. 内的亡命の文学. 演劇のアナログ感覚. アメリカ公演を終えて―安部公房スタジオ会員通信8. イメージの展覧会 ドナルド・キーン聞き手. 近況. マイブック 斉藤とも子聞き手. 変貌する社会の人間関係. 弓のように. 大江健三郎著『同時代ゲーム』跋文. ちかごろ. 芸術の可能性を切り開く. 都市を盗る.

  • 安倍公房は私が最も尊敬する作家のひとりです

    彼の思想は現代にはあまりに先駆的過ぎるが
    いつか解体される日がくるんだろうな〜

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著者プロフィール

安部公房
大正十三(一九二四)年、東京に生まれる。少年期を旧満州の奉天(現在の藩陽)で過ごす。昭和二十三(一九四八)年、東京大学医学部卒業。同二十六年『壁』で芥川賞受賞。『砂の女』で読売文学賞、戯曲『友達』で谷崎賞受賞。その他の主著に『燃えつきた地図』『内なる辺境』『箱男』『方舟さくら丸』など。平成五(一九九三)年没。

「2019年 『内なる辺境/都市への回路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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