- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106407215
作品紹介・あらすじ
米国人捕虜生体解剖事件を描いて罪の意識を問うた初期長篇ほか3篇を収録。
感想・レビュー・書評
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<閲覧スタッフより>
大手前大学 交流文化研究所主催 文芸講演会
村上春樹と『阪神間文化』の周辺-私がめぐりあった作家たち-
講師:ノンフィクション作家 小玉武 先生
文芸講演会記念 特集展示本
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所在記号:918.68||ENS||1
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●青い小さな葡萄
長編として初めてということもあり、気合が入っている。
オールキャストというか・・・、ナチ、ユダヤ人、日本人、朝鮮人、不具者・・・・。
あまりにもたくさんのエポックメイカーが出演するので、逆に引いてしまうかも。
フランス留学時に体験した実話に基づいているのでしょう。
「みんな同じ」という発想はどうかとは思いますが。
遠藤周作の若き日の評論家からの転進を思わせる「意気込み」がぐんぐん伝わってくる作品。
●海と毒薬
単行本で読書済み
●火山
どこかで交差するであろう人の運命・・という感じがする。
接点はどこにもないが、ただ火山が噴火することはないと科学的視点からのみ信じて、人工物を建築する点では、カトリックも市会議員的俗物根性も同レベルであるのだろう。
結末には書かれていないが、いずれは爆発し、ホテルも宗教的宿舎も木っ端微塵になるのだろう。
日本にキリスト教は根付かない・・・・という著者の思いが今後の「沈黙」などの著書につながっていくのでしょう。 -
2007/5
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あの日の意気込みよどこ行った