筒井康隆全集〈9〉ビタミン.日本列島七曲り

著者 : 筒井康隆

• 新潮社

感想・レビュー・書評

[東洋軒さんの感想 · 2022年8月10日]

時々、エログロなものが出てきて、それを読んでいる自分が後ろめたい気分になるし、今の時代では到底使うことのできない、いわゆる放送禁止用語や差別用語を目にする罪悪感が、時代の流れを意識しながら、今、読み進めている回顧感も伴って、その意味からもSFとなっているように思う。この旅はまだまだ終わらない。

[nikugusotaroさんの感想 · 2015年9月1日]

欠陥バスの突撃、となり組文芸、息子は神様、たぬきの方程式、夜を走る、肥満考、猛烈社員無頼控、逃げろや逃げろ、横車の大八、代用女房始末、空想の起源と進化、20000トンの精液、深夜の万国博、人類の大不調和、ビタミン、石見重太郎、児雷也、正義、癌、日本列島七曲り、傷ついたのは誰の心、タバコ、訓練、2001年公害の旅、ふたりの秘書、夫婦、モーツァルト伝、公害浦島覗機関、テレビ譫妄症
エッセイ
出版部K嬢へ、曽野綾子譚、よろめき、EXPO'70ヒット・ユーモアベスト10、ゴダールの娯楽性、人間を無気力にするコンピューター、SF・中間小説・前衛ジャズその他及び筒井康隆の現状について、いたかつただろうな、ぼくの好きなジョーク、マルクスエンゲルスの中共珍道中、悪口雑言、産科血笑録、オヤジは憎まれたい

[5671さんの感想 · 2014年5月25日]

【収録作品】
＜短編＞
・欠陥バスの突撃
・となり組文芸
・息子は神様
・たぬきの方程式
・夜を走る
・肥満考
・猛烈社員無頼控
・逃げろや逃げろ
・横車の大八
・代用女房始末
・空想の起源と進化
・２００００トンの精液
・深夜の万国博
・人類の大不調和
・ビタミン
・岩見重太郎
・児雷也
・正義
・癌
・日本列島七曲り
・見学
・傷いつたのは誰の心
・タバコ
・訓練
・２００１年公害の旅
・誘拐横丁
・ふたりの秘書
・夫婦
・モーツァルト伝
・公害浦島覗機関
・テレビ譫妄症
＜エッセイ＞
・出版部Ｋ嬢へ
・曾野綾子讃
・よろめき
・ＥＸＰＯ'70ヒット・ユーモア・ベスト10
・ゴダールの娯楽性
・人間を無気力にするコンピューター
・SF・中間小説・前衛ジャズその他及び筒井康隆の現状について
・いたかつただらうな
・ぼくの好きなジョーク
[未完稿]・マルクス・エンゲルスの中共珍道中
[補遺]・悪口雑言罵言誹謗私論
　　　・産科血笑録
　　　・オヤジは憎まれたい

著者プロフィール

小説家

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」