白洲正子全集 13 雪月花・夕顔・名人は危うきに遊ぶ 他 (白洲正子全集)

  • 新潮社 (2002年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (544ページ) / ISBN・EAN: 9784106466137

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  • 『雪月花』(1991年、神無書房)『夕顔』(1993年、新潮社)『名人は危うきに遊ぶ』(1994年、荻生書房)の他、1990年から95年に発表されたエッセイ19編を収録しています。

    いずれも、自然と骨董、文学と芸術などのテーマに渡る著者のエッセイ集です。小林秀雄や河上徹太郎、吉田健一や永井龍雄らの思い出を語った文章からは、親しく付き合っていた著者の目を通して文学者の思いがけない横顔が見えてくるようで、興味深く読みました。そのほか、歌人の前登志夫や能役者の友枝喜久夫に関するエッセイについても、著者の文章の巧みさによって、まるで読者の目の前で評されている対象の魅力が花開くような思いにさせられます。

    一つ残念だったのは、『白洲正子 私の骨董』(1995年、求龍堂)のために書かれた、著者が自身の骨董コレクションについて語った文章に関して、写真が省略されていることです。もとになった本は大判の写真集のため、やむをえないこととは思いますが、縮刷するといった形で対応してほしかったように思います。

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著者プロフィール

1910(明治43)年、東京生れ。実家は薩摩出身の樺山伯爵家。学習院女子部初等科卒業後、渡米。ハートリッジ・スクールを卒業して帰国。翌1929年、白洲次郎と結婚。1964年『能面』で、1972年『かくれ里』で、読売文学賞を受賞。他に『お能の見方』『明恵上人』『近江山河抄』『十一面観音巡礼』『西行』『いまなぜ青山二郎なのか』『白洲正子自伝』など多数の著作がある。

「2018年 『たしなみについて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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