人間失格 1 (BUNCH COMICS)

  • 新潮社
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本棚登録 : 749
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・マンガ (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107714862

感想・レビュー・書評

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  • 小説『人間失格』はちゃんと読んだことがなくて、あらすじしか知らない。でも、かなり忠実に再現されているのではないかと感じた。
    評判が良いので全巻購入し、最初のページを開いたらそのまま夢中になり一気読みした。それほどまでにパワーがある作品。作者の太宰治への気持ちがなせる技か。定期的に読み返したくなる気がする。購入して正解だった。

    読んでみて、太宰作品が陰鬱って言われるのはこういうことなのね、と納得。
    読後感は良くない。読んだ後、誰でも心の中に持っている折り合いのつかない淀みみたいなものが増幅されて、太陽すら濁って見えそうな気持ちになる。でもこういう救いのない展開は好み。

    これは私が若い時には、全く興味持てなかっただろうな。まず、主人公の女性遍歴に本能的な拒否感が出そう。
    でも今は憎めない。ただ思春期の繊細な、壊れそうになりながら生きるよすがを探す男の気持ちが少しは理解できるようになった。共感はできないけど。

    マノスのバーのママは本当に葉蔵にとってお母さんみたいな感じだったんだろうな。守ってくれる人がいて安心できる家庭があって、初めて人は健全な精神を持てることが分かる。ここでの葉蔵は幸せそう。
    人間を失格にならず、普通に生きるって奇跡みたいなことだと思った。誰でもいつ失格するかわからない。

    原作も読んでみよう。

  • 現代版人間失格。救いようがなく、どんどん堕ちていく様が気になって仕方がない。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      古屋兎丸が太宰をマンガ化していたなって、、、読んでみようかな。
      古屋兎丸が太宰をマンガ化していたなって、、、読んでみようかな。
      2013/01/15
  • 現代の時制によく合わせている。読みやすい。

  • 2011年4月30日(土)にジュンク堂書店大阪本店にて購入。同日読み始めて同日読み終える。古屋兎丸が太宰治の『人間失格』を現代版のコミックとして描いたもの。

    20160429追記
    2016年4月28日に小説を読み返したのを機に、同日マンガの方も読み返す。

  • 古屋兎丸先生の描く現代版の人間失格。

    ギャグ路線の帝一の國をしばらく読んでいたのですっかり忘れていたが、本来はこういう漫画を描ける人だ。

    画風がおそろしいくらいにマッチしている。

  • 平成の太宰治…!
    あの小説を漫画にしたインパクトが強すぎて。

  • 現代版「人間失格」か。この鬱蒼とした雰囲気に侘びしく苦しい気持ちにさせられてたまらない。
    原作も大好きだがこれも素晴らしい!

  • 小説ではただただ暗い気持ちにさせられた。

    絵がついても、それは変わらなかったw

  • 読んでて何故こんなに腹が立つのか。しかし、腹が立つほど面白いというのも事実。
    原作を読んだ時の忘れかけていた黒い感情が甦ってきました。

  • 全03巻 完結

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著者プロフィール

古屋 兎丸(ふるや うさまる)、1968年東京都生まれ。
多摩美術大学美術学部絵画科(油絵専攻)卒業。卒業後、アーティストを目指しながらイラスト描きのアルバイトで稼いでいたが、漫画家への転身を決心。『月刊漫画ガロ』1994年9月号に『Palepoli』(パレポリ)でデビュー。
代表作に『ぼくらの☆ひかりクラブ』や映画化もされた『帝一の國』、『女子高生に殺されたい』などがある。

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