少女終末旅行 1 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1059
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107717818

感想・レビュー・書評

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  • 都市の残骸のなかを放浪するふたりの少女の物語。
    絶望と紙一重のこの奇妙な幸福感なんだろう?
    だってもうとっくに世界は終わってる。
    生産性を上げる必要も成長しようと頑張る必要もないのだ。その日その時をただ生きていけばいい。
    キリキリ働き、満員電車で帰って疲れた週末に、私は終末を読みたくなる。

  • 戦争かなんかで文明が崩壊した後の世界を二人の少女がケッテンクラートという渋い乗り物で旅をするポストアポカリプス日常漫画。アニメを見てハードな世界観の割に凄まじくゆるい雰囲気がツボったので思わず原作購入。当たりだこれ

  • 文明が崩壊した終末世界。ふたりぼっちになってしまったチトとユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って広大な廃墟をあてもなくさまよう。日々の食事と燃料を求めて移動を続ける、夢も希望もない毎日。だけどそんな「日常」も、ふたり一緒だとどこか楽しそう。一杯のスープを大事に飲んだり、まだ使える機械をいじってみたり……何もない世界だからこそ感じる想いや体験に出会える、ほのぼのディストピア・ストーリー。(Amazon紹介より)

  • 失うべきものがこの漫画にはある

  • 終末ということで、重い世界を想像していたが、主人公たちの掛け合いでそんなこともなく、終末をむしろ楽しんでいる独特な世界観。世界に何があって終末を迎えたのか。それが気になります。
    地図を生きがいに生きている人が登場しましたが、終末を迎えたとき人は何かにすがらないと生きていけないのでしょうか。もしもそうだとしたら、彼女たちは何にすがりついて終末を生きているのでしょうか。そもそも彼女たちは何を目指して旅をしているのか。

  • まったり廃墟探索。戦わないBLAME

  • 終末後の世界。愛車のケッテンクラートと共に巨大都市の廃墟を徘徊する女の子二人のお話。終末感を感じさせない二人の軽いやりとりと、どうあがいても絶望しかない終末的な背景のギャップが素敵なお話。ストーリーを持っているようなないような、少なくとも目的なんて無い旅をどう持って行くのか、先が気になります。

  • 2015.10.29
    BLAM!とヨコハマ買い出し紀行の系譜か?
    廃墟と終末後の世界の日常系漫画。

  • 登場人物二人がかわいい。
    最後の最後に男が出てくるのが残念

    深いストーリーがありそうな、壮大な世界だけど、
    おそらく今後も大した説明はなさそうな系。

  • 描線・部隊・キャラ・雰囲気すべてが好みにマッチ 特に都市を横から大胆に描く構図がたまらない。

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著者プロフィール

漫画家。2014年、『少女終末旅行』(新潮社)で商業デビュー。他の作品に『シメジ シミュレーション』(KADOKAWA)などがある。twitter: @tkmiz

「2021年 『終わりつづけるぼくらのための』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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