しゃばけ漫画 仁吉の巻 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (147ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107717856

感想・レビュー・書評

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  • なんかもう内容関係なく買わなきゃいけないと思った。

  • 2014.12.7

    高橋留美子 「屏風のなか」
    みもり 「仁吉の思い人」
    えすとえむ 「月に妖」
    紗久楽さわ 「きみめぐり」
    鈴木志保 「ドリフのゆうれい」
    吉川景都 「星のこんぺいとう」
    岩岡ヒサエ 「はるがくるよ」

    高橋留美子先生、凄く良い屏風のぞきを描いてくれてありがとう (感涙)
    仁吉の思い人×みもりさんは、もう完璧 涙
    ドリフのゆうれい にはちょっと…びっくり(ー ー;)
    アナログ電波のつくも神とは…新しいな〜冷蔵庫はさすがに無理だと思います。

    楽しかった

  • 高橋留美子、みもり、えすとえむ、紗久楽さわ、鈴木志保、吉川景都、岩岡ヒサエ、原作小説をトリビュート。

    咳が出て寝込む様子が、絵だとリアルに大変さを感じました。

  • 「しゃばけ」という人気小説を原作とした、漫画アンソロジー。

    色々な漫画家が書いているのに、作品世界がブレない。
    私は読んだことがないが、原作が確固たる世界を持っているのでしょう。

    マンガ家達が実力者揃い。
    皆この小説のことを愛しているのだろう。どの人も楽しんで書いているのが伝わってくる。
    (そして、鳴家という小さい鬼たちは、どの漫画家が描いても、かわいい。)

    話としては、「仁吉の思い人」(みもり)が面白かった。
    人情時代劇、輪廻転生の千年ドラマ、満たされない想い満載の恋愛、と、とにかくロマンチック要素抜群で、ぐいぐい引き込まれた。

    「ドリフのゆうれい」(鈴木志保)のクールな絵。素晴らしくかっこいい。

    女性漫画家が多かったからなのか、女性読者のBL的な人気もあるのかなと、ふと思った。

  • 仁吉テーマな、しゃばけマンガ版。
    表紙の留美子様の仁吉はたまらなく美形ですが、
    マンガはやっぱりるーみっくワールド。
    もう少し長いのも書いて欲しいです。
    他はいろいろな作家さんで玉石混合な感じ。
    えすとえむ作品は絵も内容も好みでした。

  • 佐吉より読みやすいものが多かったかも。きゅわ

  • しゃばけシリーズ読もうか迷ったときに、図書館で借りて読んでみた。

    小説を読みたくなったのは確か。

    髙橋留美子さんは、ごく短いのに、原作の雰囲気+留美子ワールドで、さすがと思った。登場人物は、若だんな、屏風のぞき、仁吉、佐助だけだけど、オリジナルストーリーにもかかわらず、この4人の関係性が全く失われていなくてすごい。と、後から小説を読んで、思った。

    あと、私は紗久楽さわさんの、絵がかなり好きだった。細かいタッチで流れるように描かれるしゃばけの世界。キャラクターの顔が、一番マッチしてるような気がした。ただし、猫又の「おしろ」らしき姉さんが、手が猫で、顔は人間だったのは、後から小説で読んで「あれ、逆?」と思ったけど。

    佐助の巻と合わせて、なんで多くの作家さんが、佐助を間抜けな感じで描くのかな?というのが、原作読んだ後の違和感。仁吉が切れ者、佐助はちょっと愛嬌のある間抜け、のように描いた人が多いけど、原作読めば読むほど、違うとわかる。

    佐助は、力持ちだし兄貴肌だけど、頭はいいし、間抜けでも雑でもない。仁吉とは完全に対等で、ある意味分身に近いほど、強い信頼関係にあると思う。仁吉だって、物知りだし賢いけど、そんなに意地悪でも要領良くもないし、佐助に対して偉そうな態度もとらない。

    やっぱりその辺は、髙橋留美子さん、萩尾望都さんは、間違いないなと思った。

  • 仁吉編は少女漫画系作家さんが多くて、みもりさんの仁吉の悲恋の話が少女漫画風でキュンキュンw
    紗久楽さわ、吉川景都は絵柄も出てくるあやかし達もキュートでよかった。吉川さんに出てくる猫またの行動が献身だけど怖いなぁw
    高橋留美子さんの描く若旦那が意外にハマってかわいい。バカ旦那っぽいんだけどw

  • しゃばけに関係あるもの、なさそうなものいろいろあるなかで、猫又の話が気に入った。オリジナル短編だが、終わりよければすべてよし。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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