プリニウス 2巻 (バンチコミックス)

  • 新潮社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107717993

感想・レビュー・書評

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  • 暴君と言われるローマ皇帝ネロが登場。奔放なプリニウスどの関係、作者のイマジネーションも相まって人物が深掘りされ、ますます面白くなってきましたね。ローマ市内の描写も圧巻です。

  • 第二巻も面白い。暴君ネロはどうなるか。。

  • やっぱり面白いローマの歴史。
    ネロは怖い人の印象が覆され、活字だけのネロの歴史も読んでみたくなるような。これを参考書としてローマの歴史を読めばかなりマニアな知識を得られそうだ。

    こういう歴史をとことん知っている二人の作者に目を瞠るばかり。 ただ、人物や背景に書き込み線が濃くて皆、同じ顔に見えてしまうのは私だけでしょうか。少女マンガに慣れていると濃いぃ線に圧迫感と男のマンガ(?)を感じます。
    博物誌、わたしも読めるでしょうか?読めるとは思わないんですけどー。

  • 舞台は帝都ローマへと移り、緻密な描き込みに拍車がかかる。漫画としては少々読みにくく感じるほどだが、繰り返し見て味わうには適している。
    皇帝から娼婦まで多彩な人物が続々と登場し、ストーリーも込み入ってきた。気楽に読み流せる作品ではない。

  • 皇帝の真情せまる訴え、部下の大活劇、次のコマに登場するなり全く別の事を考えてるプリニウス、すごい外し芸で笑った。大友克洋や上條淳士らを思い出させる背景画描写の徹底も、設定や物語の一部になり特にプリニウス邸なんか実に魅力的。

著者プロフィール

1967年東京生まれ。漫画家。14歳でドイツとフランスに一人旅へ。17歳でフィレンツェの美術学校入学。1994年、一人息子デルスを出産。1996年、漫画家デビュー。帰国し、北海道大学などイタリア語の講師を務めつつ、北海道の放送局でイタリア料理の紹介や旅行のレポーター、ラジオパーソナリティなどを務める。2002年、14歳下のイタリア人ベッピと結婚。エジプト、シリアと日本を往復しながらの生活が続くが、2004年に日本での仕事を整理し、リスボンに家族三人で住むことになる。主な著書に『テルマエ・ロマエ』『モーレツ! イタリア家族』『世界の果てでも漫画描き』『地球恋愛』『ルミとマヤとその周辺』など多数。現在シカゴ在住。

「2012年 『ヤマザキマリのリスボン日記──テルマエは一日にして成らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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