俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。 1 (BUNCH COMICS)

制作 : 柴田 惣一 
  • 新潮社
4.20
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本棚登録 : 17
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107718341

作品紹介・あらすじ

プロレスを愛する中学生・虎山仁に華麗なプロレス技を決めたのはクラスで目立たない女子だった!! 90年代を舞台に、圧倒的熱量で贈るプロレスファンコメディー開幕!!

感想・レビュー・書評

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  • 買って読んだ上で、こんな事を言うのもアレだが、ちっとばかし反応に困る内容だったな
    ある意味、突き抜けちゃいるんだが、「面白い」とも「つまらない」とも、断言し辛いレベルの作品だ、この『俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。』
    何故、そう感じたか、今こうやって感想を書きながら考えて出した答えで漠然としちゃいるが、同じくプロレスネタで真っ向勝負している『しんにち!』(まつもと剛志)を読んで、その破壊力抜群の面白さを知っちゃってるからかな
    熱い、を通り越して、暑苦しいんだよな。さすがに、鬱陶しいまでは達しちゃないが、ちょっと、読み手の事を考えてないかな、とは思う
    ただ、個人的には嫌いじゃない、この手の自分の「好き」を全力で漫画って形にしてる作品は。どんな評価を受けようが、自分の好きな物を嬉々と語れて、堂々としていられる人間の心は強く、尊敬に値する
    好きなモノがあるなら、恥ずかしがるな、ってコトだな。そう言う意味では、主役の仁はバカだが、良いバカだろう。ただ、学生の今はシンプルに「好き」でいてもいいだろうが、これからも、プロレス愛を貫きたいなら、好きじゃない事も頑張って、周囲に何も言わせないだけの努力はしておかないとダメだな。将来、プロレス関係の仕事に就きたいってんなら、唯一、必要なモノは純粋な「好き」だけにしろ、それで家族を養っていくなら、いつか、「好き」だけじゃ、どうにもならなくなる。仮に、プロレスオンリーの情報誌を編集する出版社に入りたいなら、文才がいるだろう。好きな事は好き、それで構わないが、努力を疎かにしていい理由には決してならない
    また、美少女が少年にプロレス技をかます、その逆転感も悪くない。まぁ、ぶっちゃけるなら、女子が女子に関節技をかけられて、痛みに必死に耐えている顔は結構、好きなんだけども
    表紙を一見した際は、仲のいいプロレス好きのカップルのラブコメなのか、と勘違いしてしまったから、実際、中を読んだ時、ちょっと残念、とは思った。なので、こっからラブコメ路線に突入できたら、さかなこうじ先生の漫画家としての実力は二流じゃない
    ちなみに、私が好きなプロレス技は、ベタで申し訳ないが、ジャーマンスープレックスだ。好きな理由も、これまたベタだが、『GTO』(藤沢とおる)の主人公・鬼塚英吉のカッコ良さを語る上で決して外せないモノだからだ
    この台詞を引用に選んだのは、カッコ悪いがカッコいい仁が特に男らしく見えたからだ。「ごめんなさい」って言えない人間は最低だが、時には謝罪が他人の誇りを傷つける時もある。自信が持てないなら、「好き」って言う資格も無しって事か

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