妖怪の飼育員さん(1) (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 218
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107718563

作品紹介・あらすじ

鳥月日和。社会人一年生。勤務先は、ごくありふれた妖怪園。妖怪医師の陸奥吾郎の指導のもと、鳥月は妖怪の飼育を手掛けることになるが…?

感想・レビュー・書評

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  • 妖怪の烏天狗さんが好きです。なんか凛としていて。

  • 天狗の話が好きだった。

  • 内容は面白い。が、一話一話が短く薄い。ギャグ要素が強めで無理矢理終わらせている回も多い。
    主人公を鳥月さんに固定させる必要はなかったと思う。かく妖怪とその担当の関係にフォーカスして、周りもお助けキャラとしてときどき登場させた方が、鳥月さんの特別感が減ってよかったと思う。これではただの強い主人公もの。

  • 感想は、初代の方に書いてあります

  • 結論っつーか、この作品を読んで、腹かつ魂の奥底から思った事を言いたい、まず、真っ先に
    妖怪園、現実にあったら、月一どころか週一で足を運ぶね・・・・・・いや、客じゃ我慢できなくなるな。どんなに資格を取得する勉強がキツかろうが、入園試験が厳しかろうが、何が何でも、飼育員として採用されたい!!
    一巻目から、いきなり、私の殿堂入り作品を飾っている「書庫」の門前まで来て、扉をノックしてきたぞ、この『妖怪の飼育員さん』!!
    私は、藤栄先生を初めて読んだのは、『最後のレストラン』からで、『コンシェルジュ』を読んでいないので適当な事は言えないのだが、何となく、登場するキャラの個性が濃く、それに見合ってストーリーの厚みと突飛さが上がっているな、と感じている。私の周りに、藤栄先生を知らない人間が多いのは、その所為なんだろうか
    当然、この『妖怪の飼育員さん』も、藤栄先生の色がハッキリと出ている
    職業系、グルメ系を描いていて、よく、こんなファンタジー漫画の設定を思いつくな、藤栄先生・・・・・・一体、開けられる引き出しの数、いくつあんだよ
    どんな内容か、をわざわざ説明する必要がなくなってしまうほど、タイトルと表紙がストレートだ
    妖怪の特徴をしっかり掴み、表現しつつも、斬新な着眼点で、新たな魅力を引き出している。確実に、これまでの妖怪に対するイメージが揺さぶられる。既存概念を破壊する力に関しては、『妖怪少女‐モンスガ‐』に匹敵すると言える
    単なる妖怪コメディってだけじゃなく、人間と妖怪を対比させる事で、人間の浅ましさ、滑稽さ、伸び代も表しており、得も言われぬ深みと説得力があるトコも好きだ
    ヒロイン(?)・鳥月日和が可愛いくて、天然で、仕事に真面目で、何より、妖怪に好かれる、飼育員に唯一必要な才能を持ってるってトコも高評価に値する
    どの回も、藤栄先生への敬意、妖怪愛が高まるが、個人的に推しなのは、#11・12「餓鬼」だ。見た目こそ弱っちそうでも、実は妖怪の中でも最も恐ろしいと言っても過言じゃない餓鬼に焦点を当てている点もだが、何より、人間のエゴっぷりがブラックユーモアたっぷりに描かれていたからだ。やらない善よりやる偽善もあるだろうが、自分の利己心を満たしたい、えぇかっこをして褒められたいだけなら、恥を掻き、相手にも迷惑をかけるのだから、やってもらわない方がマシの時もある
    この台詞を引用に選んだのは、私はそこまでじゃなかったが、この作品を読んでいた学生の多くは、グサッと来ただろうな、と思ったので。何をもって一人前、とするかは私自身にも、まだ分からないが、少なくとも、やるべき事から逃げて、一生懸命に頑張ってるフリをしてるのに自分で気付いていない内は、半人前以下か

  • さらりと高知能生物と対外的な飼育園の形態に触れつつ腐らせることなく一定の見解を示しているのがよかった。
    カッパかわいい

  • 妖怪の動物園

  • おもしろくなりそうな雰囲気はあるけんだけどなー。尻切れトンボで終わってしまっているエピソードが多くて、もったいない気がします。

  • 妖怪ブームに乗って、でも珍しく藤栄さんのライトなとこだけ連れてきました!って作品。いいですね。しかしここで引きかあ(笑)出版上の作戦だろうけど、キリがいいほうがよかったと思うけどね。

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著者プロフィール

■藤栄道彦・・・・・・

「2020年 『アンタゴニスト ④』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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