最後のレストラン 8 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 102
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107718891

作品紹介・あらすじ

ボニー&クライド、玄奘、真田幸村、近藤勇、大塩平八郎、東條英機らがタイムスリップしてご来店! 4月26日よりNHKBSプレミアムにてTVドラマがスタート!

感想・レビュー・書評

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  • 8巻目。好美さんの存在感が大きくなって、
    ちょっと人間関係の揺らぎが面白くなってきた一方で、
    ジャンヌや安徳くんの行く末とか、偉人たちがやってくる
    法則性とかは、しばし棚上げになっている感じですね〜。
    最近はヘブンズドア以外の場所にも現れたりが増えましたし。
    …となると、偉人たちを引きつけているのは「人」なのか…?
    謎は謎のまま、でも雰囲気はやはりいい感じです(^^)。
    西遊記とサルカニ合戦がああ結びつくとはなぁ…(笑)。

  • あえて、身も蓋もない事を言うので、聞き流して欲しい
    ドラマ化、それ自体は嬉しかった。主人公・園場が田辺誠一さんってのは、少しイケメンすぎじゃない、と思ったけど、演技力は本物なので、作品の魅力を引き出してくれていただろう。けれども、NHK BSプレミアムだったので、我が家じゃ視聴できなかったんだよなぁ・・・・・・ファンとして悔しい
    NHK自体に恨みはないけど、『最後のレストラン』ほど面白い漫画であれば、民放、百歩譲ってCSでドラマ化して欲しかった
    でも、この(8)は存分に面白かったので、いくらかは溜飲も下がった
    今巻でも、歴史上の偉人が、様々な悩みを抱えて、園場の店のドアを開いてやってくる。そして、いつも通り、クセの強い客の要望に振り回されつつも、園場は人間的には小さいながらも、何気に底が見えないほど深い器から湧き出てくる、自由な発想力で、見事な料理を出す
    個人的に推しのエピソードは、やはり、真田幸村が来店するくだりである。(冬の陣)とサブタイトルに入っているので、恐らく、(夏の陣)が次巻の頭に来るのだろう。勝手に、オープンされた2号店の進退も含めて、実に楽しみだ
    また、気になる点は、ジャンヌと茂野月さん
    これは、あくまで私の勝手な想像に過ぎないので、マジに受け止められても困るのだが、茂野月さんはジャンヌの生まれ変わりなのかな、と思う。本来であれば火刑で生涯を終えていたジャンヌ。けれど、園場の店に来たことで、正しい歴史では終わっているはずの生が閉じず、その魂も次の器に受け継がれなくなった。でも、正史から繋がっている園場たちがいる時間と空間には、生まれ変わりである茂野月さんが存在してしまっている。その矛盾から生じる衝撃が、不意の接触で発生し、二人は気を失ったんじゃないか、と推測している
    あえて、もう一度言うが、これはあくまで、私の勝手な思い込みなので、真に受けないでもらえると助かる
    あと、雪がメインの「最後の小料理屋」、これも面白かった
    オマケ的な扱いがもったいない、と思ってしまうほどだ
    にしても、彼女のダメっぷりは叱る気力も起きないほど酷いな。でも、何だかんだで死んでないんだから、根性があるのか、運があるのか、どっちなのやら
    今更だけど、『仮面ライダーゴースト』に眼魂として登場している英雄が、結構、この『最後のレストラン』でも登場してるなぁ。織田信長、坂本龍馬、ビリー・ザ・キッド、玄奘(三蔵法師)は被った。次は、弁慶か、ニュートン辺りかしら。ただ、『黒博物館 ゴーストアンドレディ』で、藤田和日郎先生により、力強く描かれた姿に惚れ直した手前としては、フローレンス・ナイチンゲールに登場して欲しいな、とも
    この台詞を引用に選んだのは、決して、恵まれている訳じゃない真田信繁が口にするからこそ、人の胸を打つ説得力が宿るんだな、と思ったので。どんなに、実行すれば最良の結果を出す計画でも、採用されなければ意味がない。受け入れない相手を愚として詰るのは簡単。でも、実績も信頼もない人間が、いかに力説しても、聞く上の人間は決断にリスクを負わなければならないのだから、そう簡単に首を縦に振る訳にはいかない。大事なのは、一度の門前払いくらいで懲りず、自分の価値を認めてもらう努力を惜しまない事なんだろう

  • ドラマ期待していますo(^-^)o

  • 真田親子のモデルを藤岡弘・佐々木剛・宮内洋にしてくれたことに感謝。

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著者プロフィール

■藤栄道彦・・・・・・

「2020年 『アンタゴニスト ④』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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