悪魔を憐れむ歌 1 (バンチコミックス)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 177
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107719737

作品紹介・あらすじ

北海道警の刑事・阿久津亮平は8年前に起こった「箱折連続殺人事件」を追っていた。周囲の呆れ顔をよそに熱心に捜査をする中、知り合ったのが咽喉科医・四鐘彰久。静かな佇まいの有能な医師で、協力を約束してくれた。一方、道警内部の軋轢に苦悩する阿久津…そして、実は四鐘こそ「箱折犯」その人だった――!! 血と暴力と追憶に彩られた黙示録クライムスサスペンス、ここに開幕!!

感想・レビュー・書評

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  • 私の好きなモノがいっぱい詰まっている感じでワクワクが止まらない…BLと言うジャンルに収まり切れなかった作者の才能。『高3限定』を経て、こう言う作品をまた生み出してくれる…自分にとって面白い作品を描く人ではなく、作家性に惹かれる漫画家さん。
    オカルトなのか、シリアルキラーものなのか、ゾワゾワが抜けないこの感じ…タマランな!!高3限定もそうだったが、自分の正義を押し通す善意に見える悪意、神の御業を持つ悪魔、と言った、表裏一体なものの正体を暴きたいんだな、と言う気がしてならない。
    映画『悪魔を憐れむ歌』も面白いんだよねー、悪魔が次々に人間に乗り移って、普通の人がいきなり殺人鬼になっちゃう、と言う…それに気付いた一人の刑事が悪魔を追う。ローリング・ストーンズのTime is on My Sideが印象的で。悪魔が刑事を挑発してる様が「執着」としか思えなくて。
    梶本さんの人体、って、顔以外の部位の脂肪の少なさが異常だよなぁ。皮膚・筋肉・骨、って感じで。石田スイさんと梶本レイカさんは互いの作品を読んでいる気がする…もう何回も言ってるが。面識なくても、絶対にリスペクトし合ってる気がする!!まあ、私の思い込みだが。

  • 全4巻

    打ち切られたけど作者は続き自費で出すって言ってるので本当に待ってる

  • 2017-5-17

  • 2017/0510
    梶本レイカはん復活!!!
    コオリオニと高3限定でばっこんばっこんに殴られハマってしまったはいいが好きになった時には、もう作家活動を休止していて悲しかった(と言っていいものか)
    色々な事情があったから1番大変で辛かったのは梶本さんだろうから、仕方ないか…出ている本片っ端から買って永遠読もうと思っていたら今年復活をニュースを聞いて嬉し過ぎて即予約。手に届いた瞬間は心が震えた。
    と、ここまで本の内容とは全く無関係ですが
    今回も梶本節が凄い。これを連載してるんだからゴーバンさん凄い。長くなりそうなので一旦切ります。

  • 「箱折犯」を追う刑事と、捜査で出会った医師の物語。
    医師の裏の顔が恐ろしすぎて、夢中で読んでしまった。
    絵柄にBLっぽさを感じる。

  • 8年前に起こった『箱折連続殺人事件』を追う一人の刑事・阿久津。箱のように折りたたまれた死体、警察上層部の隠蔽、捜査で知り合った医師・四鐘、箱折犯の真実… ヤバイ、今すぐ続きが読みたい! 猟奇的な事件にゾッとするような展開、それがまた梶本さんの絵と相まってたまらないです。阿久津は犯人を追い詰めていけるのか、今からドキドキですよ。

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