- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107720672
作品紹介・あらすじ
メグレーシェフから副料理長に指名されたジルベール。いきなり厨房を仕切る立場になったものの、部下の料理人たちはクセ者揃いで――…。腕は一流、心は三流。気弱な料理人成長記!
感想・レビュー・書評
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高級フランス料理、
スマートでお高いイメージだった。
いやいや、この漫画読んで、ギャルソン、ソムリエがきちんといるような料理店にいってみたいと思った。
口コミランキングで話題とかではなく、地道に長くやっている老舗のような。
とはいえ、出てくるキャラもシェフだけではない
アーティストというタイトルも納得です。
料理人、漫画家、画家、モデル、ミュージャン?
大家さんからネコまで
本当に魅力的なキャラクターが出てきます。セリフも素敵です。
その中でも、エルザと、アキオに思い入れがある。
最新刊が楽しみな漫画のひとつです
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ヤンは最初からいい印象はあったけど、やっぱりいいやつだなぁ
自閉症は大変だな、でもそういう見え方なんだってのは抽象度が上がってきている
14話泣く -
厨房がチームになっていく過程が非常に良い。それぞれの過去や性格も見えていて、それぞれが欠点を抱えながらも補い合って、厨房を回していく感じがよいな。
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ハプニング回。
ドラマを見ているようなテンポの良さ、話の爽快さ、とても面白かった。
もし映像化するとしたら、このテンポの良さを出さないと面白みに欠けると思う。
それぞれの能力を活かした職場は、見ていて楽しくなる。 -
リュカ、発達障害傾向あるかな、って思ったけど、名前にこだわりすぎちゃだめだなって気づいた。みんな得意不得意があって補いあって生活してる。個人として理解してお互いに支えあっていける社会のほうが素敵だよね〜
マルコでてきてよかったよ、、!
人間は全身でなにをしているんだろうか
探しているんだ
自分を認めてくれる誰かを、ずっと探していたんだ -
人の気持ち大事
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前巻で不穏な空気だった厨房に血が通っていく描写が丁寧で素晴らしい。
「…人は誤解し合うから」
「行動しなきゃ伝わらない 言葉にしなきゃ誤解されたままなのよ」
誤解から理解を積み上げていくことの大切さ。人間関係もレシピ通りにはいかない。だから、言葉や思いやりという調味料の加減が必要なんだね。
ジルベールとリュカが対比になっている演出もよかった。レシピの数字に忠実なリュカと、レシピを完成させるために微調整をしたいジルベールの葛藤。
「お前はその外側にあるものを掴むことができる 今まで嫌というほどそれを感じてきたんじゃないのか?」
ヨルゴの言葉がまさに的を射ていて気持ちよかった。
ジルベールがリュカに出した答えもいいよね。リュカはレシピ通り100点の味を出す仕事をしている。ジルベールの仕事はその100点をメグレーシェフのように120点にすること。その仕事とともに、リュカと向き合ったところはジルベールの成長を感じた。
ヤンとの話も素敵だった。ジルベールが「どうしてヤンがあなたを許さないといけないんですか?」とヤンを守ったシーンには痺れた。同僚から裏切られ、人を信じる気持ちを失っていたヤン。彼の明るい表情が見られるようになってほっとした。
彼がリュカとの会話で、嘘がつけないという気質を「だから信用できる」と短所から長所へと変えた言葉もよかった。 -
リュカが自分と重なって辛かった。自分のルーティンがあって少しでもズレると頭が真っ白になっちゃう。周りの状況が汲み取れず空気読めない人間に思われている(多分実際そう)けど分かり合いたいんだよね。
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これぞ文化的な営み!