- 本 ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107727329
作品紹介・あらすじ
都に初雪が降った朝、内裏に向かう人々がにぎわう大路に無人の牛車が残されていて……!? 伴善男から調査を頼まれた業平は真相を追うことに。一方、道真は牛車の行方に違和感を持つが――思惑絡み合う、第19巻。
感想・レビュー・書評
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足の引っ張り合い。。。
陰謀、駆け引き、派閥争い、疑惑、策略。。。
そして、また道真は「巻き込まれ体質」全開で。
牛はどこからきた?
誰のもの?
消えた牛はどこに行った?
衣の持ち主は?
謎解きも楽しいけれど…今回はゾッとするような覚悟を見せたアノ男に、一番感動したぞ。
「人の恨み」など知ったことか。呪うなら呪え、それでも前に行く…とでもいうような…その覚悟。
やわな貴族が騙しあって何がおもしろい?と、少し斜に構えていたのだけれど、そんな中にも、燃えるよな欲望を隠しもしない男がいることに、ちょっと感動した。。。
良い悪いはとりあえず置いておいて…
艶やかさに騙されるけれど、権謀術数渦巻く時代を生き抜くのは、したたかで、こんな激しさをもつ人間なのだろう…な。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
しおりがついてた嬉しい
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毒酒事件と初雪見参での無人牛車事件。政略渦巻く平安京。今後の展開も楽しみです。
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1〜19巻まで読了。菅原道真を中心とした物語。随所に本郷和人さん解説の「道真の平安時代講」があり、これがなかなか興味深い。
史実なのか、ある程度は物語を動かす上で必要だから、なのか道真公の事件の巻き込まれっぷりが。
まだ続くようなので続巻も楽しみ。
名前は知っていたが、ストーリーに乗せるとこんなに面白くなるのか、作家さんはすごい…
我ながら浅い感想。 -
う~ん?この時代は薬って殆ど出回って無かった様な気がするけどねぇ(^_^;)
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面白かった
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長谷雄…。
著者プロフィール
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