成仏させてよ! 2 (バンチコミックス)

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  • 新潮社 (2025年4月9日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ) / ISBN・EAN: 9784107728111

作品紹介・あらすじ

殺人事件に巻き込まれ禅寺に身を隠す事になったチンピラ男子の一信。怒涛の修行生活の中で、同期の仲間達とも徐々に絆がうまれるが、同時に自分がここにいる意味についても考えるようになり……笑って泣ける若き僧侶達の青春修行グラフィティ第2巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 殺人事件に巻き込まれ
    禅生寺に身を隠すことになったチンピラの春本一信。
    "同日安居(同期)"の3人と厳しい修行生活に入るが
    僧侶になるために修行に入った理由ではないので???の世界。
    知らない事ばかりの世界で厳しい修行生活、
    挫けそうになりながもその中で生まれる仲間との絆。 

    自分の知らないお坊さんの世界を垣間見るって楽しいし
    絵も綺麗でお坊さんの描き分けも上手。
    テンポも良く面白い。

    笑って泣ける僧侶達の青春修行グラフィティO━d(*´ω`*)b━K。

    ただお坊様ピアスOKなの?と疑問に思った、笑

  • 博礼の言葉が刺さった。
    「僧侶は人の死で食ってる」と言い切った上で、だからこそ、最も苦しい瞬間にいる人に向き合い、その苦しみを聴き、導く存在であるべきだという覚悟。
    その立場にある者が、何の苦労も知らないままでいいはずがない、という厳しさ。

    また、托鉢の場面で描かれる「財施」と「仏法」の関係も印象深い。
    僧侶は感謝の言葉を直接述べるのではなく、「施財の偈」を唱えることで、行為そのものの意味と功徳を伝える。

    財施と仏法、この二つが揃って初めて功徳となる。
    そして托鉢は、施す側が“手放す修行”であり、僧侶にとってもまた修行である。
    つまり、与える/与えられるという一方向の関係ではなく、双方が修行の関係にあるという構造が描かれている。

    この巻を読んで感じたのは、「役割に見合う覚悟」と「関係の対等性」。
    誰かを支える立場に立つなら、その重さに耐えうるだけの自分でなければならない。
    そして、与えることも受け取ることも、本質的には同じ修行なのだと思わされた。

    ただの知識ではなく、自分の在り方に引き寄せて考えさせられる一冊だった。

    =====
    博礼 僧侶は人の死で食ってるって言ったよな。俺達は、大事な人を失って一番苦しいときの人たちと接し、その苦しみを聴き、導くんだ。そんな立場の僧侶が、何の苦労もしてないボンボンでいていいはずない。

    誓仁 財法二施!功徳無量!檀波羅蜜!具足円満!乃至法界!平等利益!
     托鉢の際、僧侶は財施をした者に対し、礼を言わない。代わりに「施財の偈」をよむことで、その善行をたたえ、法の教えと功徳を説く。

    財施と仏法。この二つが揃うと、限りない功徳となる。どうかこの功徳が全世界に、平等に行き渡りますように。托鉢は、財施をした者が、ものへの執着を手放すことで、功徳を得ることができるとされている。ゆえに僧侶と財施をする者。双方にとって修行なのである。
    =====

  • だいすき。
    僧侶修行の世界に親しみを感じることができるし
    何より参考文献が多く、絵も丁寧でお坊さんの姿ながら皆かっこいい。

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著者プロフィール

日本文化と歴史と洋画と音楽が好き。禅とグザヴィエ・ドランと原田左之助を愛す。

「2019年 『黒狼(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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