楢山節考 新潮CD

著者 :
制作 : 小沢 昭一 
  • 新潮社
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本棚登録 : 19
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784108302327

感想・レビュー・書評

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  • ダイエットのために、1日1万歩を歩くことにしたのですが、そうすると読書の時間が取れません。

    なので、「読書の時間がないなら、朗読CDを借りてきて歩きながら聞けばいいじゃない?」ということで、図書館から借りてきました。

    「いつか読まなきゃ」と思いつつ、ずっと読んでいなかったタイトルなのですが、どうも、読んだことがあったようです。

    当時の風習が細かに描写されていて、江戸時代らしいですが、今から150年前でしかないのに、大分、違いがあるんだなぁ、と思いました。

  • おりんはもうじき70歳になる。
    いよいよ楢山まいりに行くのだ。
    息子の辰平に気立てのいい後妻も来たし、振る舞い酒の準備も万端だ。
    もう何も思い残すことはなかった。

    楢山まいりに行く日には、雪が降ると運がいいと言われていた。

  • 聞き終わって慟哭が止まらなかった。

    登場人物達は、現代人とは違う思想の元に生きている、
    ように見えるがやはり通じ合う部分もあるのだ。
    姥捨ての風習や物語が残酷だ、という問題の是非を超えた、
    深い感動が残る。

    小沢昭一の朗読も大変深い。
    民謡の節の付け方や台詞の方言がどれだけ正確なのかは
    わからないけれど、地の文を読むときの懐かしい東京弁、
    そして人物の自然かつ強烈な役作りが、
    活字を未読の聴き手をも魅了して止まない。

  • 小沢昭一の朗読がいい、と聞いて取り寄せてみた。
    確かにいい。これはいい。

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プロフィール

1914年山梨県生れ。56年『楢山節考』で中央公論新人賞受賞。60年『風流夢譚』がもとで右翼の襲撃事件が起こり、一時各地を放浪。65年、埼玉県に「ラブミー農場」を開き、以後そこに住む。87年没。

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