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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784118800516
作品紹介・あらすじ
心理学や遺伝学、教育学、脳科学といった各分野の研究者が、それぞれの視点から「絶対音感」の謎に切り込んだ書籍。「絶対音感」とは何であるか、心理学的・科学的なアプローチで解きほぐしている。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
絶対音感に関する多角的な視点を提供する本書は、心理学や脳科学などの専門家が集まり、絶対音感の本質を解明しています。専門的な内容ながらも、著者たちの異なる意見や立場が交わることで、読者に新たな理解を促し...
感想・レビュー・書評
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学会でのシンポジウムを基に作られた本なので、かなり専門的。私には難しくて読み飛ばしてしまった部分も少しあったけど、概ね理解できた。
自分も気がついた時には絶対音感が身についていた側なので、どのような仕組みなのか、またそれを持たない感覚はどんなものなのか、興味があった。
日本では絶対音感を持つものが多く、欧米ではかなり少なく、中国はその中間くらい、という話が興味深かった。「固定ド」教育の弊害という話も…
ただ、音楽は全て音の羅列=相対的な音の関係性で出来ているということから、絶対音感より相対音感の方が音楽家にとって大事なのではという提議になるほどなと思った。
各章により違う人が執筆しているので(心理学や音楽や脳の専門家など)、絶対音感への意見や立場も違うものになっており、そこも面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
《絶対音感を学問的に理解できるようになる本》本書は、絶対音感という能力や、それを持つ人の特徴を順序立てて説明している本。質の高い論文を集めたような本で、言葉の定義や文章構成も体系立っており、大変素晴らしい。特に、絶対音感と相対音感がトレードオフの関係にあることが改めて理解できた。絶対音感という分かりにくい能力が明瞭に説明されており、絶対音感に対する理解を深めたいという好奇心のある人におすすめできる。
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「生活音もドレミで聞こえるのか?」とよく聞かれる質問に、何と説明すれば理解してもらい易いか、
ヒントを求めて読了。
【絶対音感】=絶対音高を識別できる能力
幅広い音感(リズム感、拍感、相対音感、表現する力など)のうちの、たった一つの能力である、
「音高識別能力」にすぎない。
"生活音は、一定の周期性を持たない複合音なので音の高さを明確に特定することはできない。
生活音の多くは音名カテゴリーの真ん中にあたらないことが多く、「CとC#の間くらい…どちらかというとC ?」と、はっきりしない判断になる。”
阿部純一の作品
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