マイ・ロスト・シティー: フィッツジェラルド作品集

  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120010101

感想・レビュー・書評

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  • 面白いのか、どうなのか、よくわからないのだけど、最後まで途切れず読めた、そんな不思議な短編小説。

  • 都会人の孤独

  • 82049.280

    短編集で、活字が大きいので入門にはうってつけだ。

  • 最初期の作品と晩年の作品が載せられている。
    所期の作品よりも晩年の作品の方が好きだ。
    初期の作品に用いられているモチーフ(産まれた土地に根差した人格とそこから生じる違和感)よりも、後期の作品のモチーフ(都会の中の孤独)の方が好きだからだろう。
    どちらも普遍性を持つものではあるが、現代の都市部に生きる人間が抱えてしまわざるを得ない喪失感が、後期作品に如実に表れている。一世紀前にこのような感覚が描かれていることに驚かされる。

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著者プロフィール

1896~1940  1920年、処女長篇『楽園のこちら側』がベストセラーとなり、妻のゼルダと共に時代の寵児ともてはやされるが、華やかな社交と奔放な生活の果てにアルコールに溺れ、失意のうちに死去。『グレート・ギャツビー』『夜はやさし』等長篇数作と数多くの短篇を残した。

「2022年 『最後の大君』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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