韃靼疾風録 上巻

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (518ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120016257

作品紹介・あらすじ

「庄助とアビアは、17世紀の歴史が裂けてゆく時期にいた」-主従のような異国の男女の間に芽生えた愛の行方を軸に、九州から朝鮮半島、中国東北部にいたる海陸に展開される雄大なロマン。世界史の一大転換期に切りこんだ平戸武士の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 清を興した女真族と当時の周辺国を「部外者」であるひとりの日本人の視点から描いた壮大な物語。主人公の視点や語りは歴史を見つめる司馬遼太郎の想いそのものなのだろう。
    中国を舞台にした小説はスケール感が違う。面白かった。

  • 先月、司馬遼の会で栗岡さんが卓話した。未読だった。6/22、上野美術展往復の車中で、この大部を読了。上巻だけ。まったく架空の世界。

  • 平戸などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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