『菊と刀』から「日本叩き」論まで、日本「独自性」神話を創り出した「日本文化論」の変容を再検討する。
1938年東京都生まれ。文化人類学者。東京大学大学院修了、大阪大学で博士号取得。東南アジアをはじめ各地でフィールドワークに従事。元文化庁長官、大阪大学名誉教授、前国立新美術館館長。主な著書に、『儀礼の象徴性』(1985年、岩波書店、サントリー学芸賞)、『「日本文化論」の変容』((1999年、中央公論新社、吉野作造賞)などがある。 「2023年 『佐藤太清 水の心象』 で使われていた紹介文から引用しています。」