アーサー王伝説万華鏡

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120024023

作品紹介・あらすじ

幾世紀にわたって人びとを魅了し続ける「アーサー王伝説」。愛と武勇の中世騎士物語は、ファンタジー小説、SF映画、ニューミュージックなど、さまざまな分野で姿を変えて今なお息づいている。新発見の資料、貴重なカラー図版多数を収録してその魅力にせまる、「アーサー王伝説」を楽しむための全ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • 92年から93年にかけて雑誌「マリ・クレール」に連載された「アーサー王伝説万華鏡」をまとめたもの。万華鏡のタイトルどおりアーサー王伝説と近代の歴史や美術、流行などとのかかわり、現代の映画・音楽を交えて紹介する。ハードカバーで値段は高めだが図版も豊富で、初心者にも入りやすい。一章ずつ読んでいくうちにアーサー王伝説の内容が少しずつわかっていく。巻末に文献、映画リストも付いているので興味を持ったらリストの作品に当たろう。(ただし95年出版の本なのでリストも95年までです)<br />
    書籍の都合上、雑誌連載時にはオールカラーだった図版が一部モノクロになってしまったのは残念だが、それでも充分読み応えある本。<br />
    さらに突っ込んだものが読みたい人には「アーサー王物語の魅力」を薦める。

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授(中世英文学、書物史)。
1944 年生まれ。1966年慶應義塾大学経済学部卒業、1968年同大学文学部卒業、1970年同大学大学院修士課程修了、1973年博士課程単位取得退学、1978年ケンブリッジ大学博士課程修了。著作に、 Aspects of Malory, jointly edited with Derek Brewer (Woodbridge: Boydell & Brewer, 1981), 『西洋書物学事始め』 (青土社、1993年)など。


「2014年 『西洋活字の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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