夢にも思わない

著者 :
  • 中央公論社
3.24
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本棚登録 : 146
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120024450

作品紹介・あらすじ

『今夜は眠れない』につづく好評シリーズ第二弾。虫聞きの会の殺人長篇ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 秋の夜、虫聞きの会で僕の同級生クドウさんの従姉が殺された。僕は親友の島崎と真相究明に乗り出すが…悲しい結末が待っていた。

    今から20年以上前の作品
    宮部さんは怪談シリーズや時代ものを読んでいたのでなんだか新鮮な一冊でした

  • ちょっと長かったかなぁ。
    文体が若い。模倣犯ぐらいのテイストの書き方してるときの宮部みゆきの方が好き。ヒロインの影と親友の嘘。こらが常に表裏一体で物語が進んで行く。片方が太陽、片方が月。両方が同時に見える時は、物語の終焉。ただ、ちょっと食傷。

  • 「今夜は眠れない」に続く緒方&島崎コンビの物語。
    13歳の少年たちが主人公だし、さわやかな文体で、すらすら読める話なんだけど、実はものすごく厳しい倫理観が背後にある。
    宮部みゆきさんてたぶんかなり厳しい倫理観の持ち主なんじゃないかなと、最近思う。どの作品を読んでも、【犯人】を追い詰める論理は、非常に潔癖で厳しい倫理に基づいてる気がする。
    大人が主人公の場合は、あえてその倫理観に逆らう、というときもあるが、この作品のように13歳くらいの少年が主人公のときは、たいていラストが苦くなる。潔癖で厳しい倫理観と13歳の少年はとても相性がいいのだ。
    クドウさんはふつうの優等生の女の子で、相手が雅男じゃなかったらここまで追い詰められなかったかもしれない。雅男くんはとても気のいい優しい男の子なんだけど、やっぱり許せないんだろうなあ、クドウさんの無意識の差別意識が。そこを責められると辛い、というところなんだけども、それが許せないのが緒方雅男なのだ。
    全部わかってて、この世の終わりみたいな顔を隠してた島崎くんもつらい。
    こんな中学生がいるのか、という感想はよく見かけるけど、たぶん学校に一人くらい、そして何年かに一度くらい、こんな老成した中学生が現れると思う。そういう意味ではさほど非現実的とは思わない。

    同じ13歳を男性作家が書くと、もっと性欲にからんだ描写が増えるのは面白い現象だと思う。女性作家だとそのへんがうまくスルーされてしまうようだ。

  • 2009.08

  • 年齢設定間違えてない?
    お話は面白かったけど随所で中一という設定が頭をよぎってう〜ん…となりました。

  • 記憶に薄かったので読んでみたら、過去読んでました。
    カワイイくぅちゃんが出てきた時に思い出したけど再読。
    そして、ちょっと読後感のよろしくない終わり方だけど、そんなもんかもね、、と。
    ストーリーはおもしろくてどんどん進みます。

  • 「今夜は眠れない」の続編。

  • 内容は面白くてよかったんだけど、1つ気になるのが、主人公が中1だってこと。
    中1では難しすぎるよー!!

  • あ、これ続編なんだ……。

  • 下町の白河庭園で催される虫聞きの会で起こった殺人事件にまつわる物語。
    探偵役になるのは中学一年生の少年たち。

    ミステリなのだが青春ドラマのようでもある。
    13歳という若い季節の友情と恋模様にいつの時代にも変わらない初々しさを感じる。

    探偵役の二人――僕=緒方と友人の島崎くん――のコンビがなんともいえず好い感じなのだ。
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    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4120024458/yorimichikan-22" target="_blank">夢にも思わない</a>

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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