江戸風狂伝

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120027093

作品紹介・あらすじ

材木問屋・和泉屋甚助-みずからの号を反物に染め、馬子唄に折り込ませる。あの手この手で名を広めようとするこの男、ただの売名か大粋人か?(「憚りながら日本一」)高名な画人・池大雅と玉瀾夫妻-二人を訪ねた男は、あまりに風変わりな生き方に仰天するが、この訪問には裏が。(「あやまち」)講釈師・馬場文耕-美濃郡上藩の騒動を高座にかけ、お上の手前まずいと知りつつ、しゃべりだしたらとまらない…(「いのちがけ」)など、奇にして潔なる人々を描く傑作集。

感想・レビュー・書評

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  • h21.02.25

  • 自分の女に「伊達」を競わせる
    相手は、江戸時代で一番峻烈で恐怖の政治を行った
    「綱吉」
    競い、相手をアット言わせることだけが目的だが
    「酔狂」がもたらすものは「厳罰」のみ
    すべてを掛けた「粋」に江戸に棲むものの
    凄みを感じました 
    短編につき、バラつきがありますので☆3つ

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著者プロフィール

作家

「2017年 『化土記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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