彼らは来た: ノルマンディー上陸作戦

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120028632

感想・レビュー・書評

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  • 「Sie Kommen!:Die Invasion 1944」の翻訳(1998/12/10発行)。

    アメリカ、イギリスを主力とした西側連合国によるフランス・ノルマンディー侵攻戦について、ドイツ側の視点から書かれた名著戦記の追補(改定)版。

    本書の翻訳家 松谷健二急逝のため、追補部分は金森誠也 他2名により翻訳がされており、それ以外の部分は基本的に旧版(フジ出版)のママのようです。 そのため古い翻訳の部分は、文書の構成が変な直訳もあり追補部分の翻訳と違和感があり、少し残念に思いました。
    又、追補でシュパイデル中将の作戦能力に対し疑問を提起するのは良いのですが、フォイヒティンガー元中将の指揮能力に対して触れられていないのは、戦後50年も経っていながら不思議に感じました。

    追補(改定)版と云う割には今一つでしたが、それでも読み応えのある良い戦記だと思います。

  • 2011年6月6日

    <Sie Kommen! : Die Invasion 1944>
      
    装丁/しばいみつお(伸童舎)

  • ノルマンディ上陸作戦をドイツ側の視点で描く。

  • D-DAY。1944年のパリ解放って8月のいつだったけ?って思って調べたてみたら25日で、なんとなく28日と勘違いしていた私はうちの三女に次女の誕生日とパリ解放の日が同日なんて、なんてロマンチックなんだろうねって言って赤っ恥をかいた。ノルマンディー・インヴェイションといえば英陸軍ホバート少将の改造したシャーマンタンクら、特殊車両群の働きっぷりが言いようも無いと思う。ジュノー・ビーチでの。ルクレールのフランス軍の到着でパリ解放が叶ったとき、パリ中の教会のベルが打ち鳴らされた、と聞いたけれど、フランス歩兵の一人が、あの瞬間の感動を超えるものは生涯二度と無いだろう、と言ってた。

  • ドイツ軍から見たノルマンディ
    絶望とあきらめの先に見たものは?

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