コサックのロシア―戦う民族主義の先兵

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  • 中央公論新社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120029929

作品紹介・あらすじ

強大な戦士集団コサック復活!それはなぜか、ロシアの方向を決定づけるのか、日本の北方領土はどうなるか-。コサック誕生以来の歴史からチェチェン紛争、プーチン人気など現在の状況を報告。

感想・レビュー・書評

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  • 「タタールの頚木」と呼ばれたモンゴル支配時代、モンゴルの影響を受けて騎馬戦闘集団と化したロシア人たち、「コサック」。
    スキタイ系ブロドニクを起源としながらも、モンゴルによって徴兵されたロシア人たちや逃亡農奴らを受け入れ、ロシア風の姓名と東方正教(ロシア正教)を固守し続けたコサックの歴史を概観し、祖国ロシアへの忠誠と活躍を語っています。
    コサックの誕生・自立・ロシア帝国編入・戦い、そしてロシア革命時の弾圧を経て、現在の復興と新生ロシアにおける役割など。
    ロシアをロシアたらしめているもの、すなわち広大な国土の形成と、その維持に密接に関わるコサックは、ソ連共産党といえども滅ぼせなかった!
    日本の北方領土問題を考えるうえでも、決して無視できない存在です。

    ニン、トン♪

  • 静かなドン テレビドラマを見たときに、なんとなくコサックの様子が分かったような気がして、実は分からない。なんか気になる存在。騎士でもないし武士でもない。気になっていて、この本、見っけて読む気になってる。

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。1964年東京外大ロシア科卒業、
同年NHK放送記者、入局1974〜79年モスクワ特派員、
1992〜2000年解説委員、
その後、モスクワ会(在東京マスコミ各社ロシア専門記者会議)
代表幹事。日ロ交流協会 顧問、副会長など歴任。

主な著訳書
『最後のロシア皇帝』ちくま書房(新書)1998年
『コサックのロシア』中央公論新社 2000年
『チェチェン大戦争の真実』日新報道 2004年
『キャラバン・サライのロシア(上・下巻)』
東洋書店 2008年
「ロシアを動かした秘密結社』彩流社 2014年
「諜報の現代史』彩流社 2015年
『カーター回顧録』(上・下巻)共訳
日本放送出版協会 1982年
『新・ロシア人』(上・下巻)共訳
日本放送出版協会

「2016年 『デーモンの画家 ミハイル・ヴルーベリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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