奇貨居くべし 飛翔篇

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120030253

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  • 異人について調べておく。
    異人とは、始皇帝の父である「荘襄王」の若い頃の名前。

  • 呂布韋の生き様に感動した。人としてどこまでも情があり悪がない。それでいて策があり人や金を動かすのが上手い。

  • 2000年発行中央公論新社の単行本。いよいよ「奇貨」を収める部分。この人物の前半生は商人の子ということ以外は分かっていないはずだが、この部分を長々と書くのがこの人の本。下にいる人物を書くことは得意でも、上からの政治を書くのは苦手なのかしら。さて、魏冄の失脚と范雎の登場。『星雲はるかに』では魏冄が悪役、范雎が良い者として描かれていたが、ここでは逆。一応立場が違えば、ということになろうか。もっとも『星雲はるかに』でも范雎はあまり功績のない人物と描かれていたような気もするのだが。

  • 呂不韋、ついに独立。でも本人も言ってましたが商売人じゃないと思います。さて呂不韋は国を動かすか。

  • 2008/8 再読

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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