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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784120030574
感想・レビュー・書評
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張赫宙の「秘苑の花」抜きで英王李垠や方子女王を書けないように小山いと子の「皇后さま」を使うのはいいとしても、「朝融王の婚約破棄事件」を(おそらく)朝融王から聞いたらしく、今でも久邇家では「定説」になっているという身勝手な言い分をそのまま書いて当事者の前田菊子と娘の酒井美意子の怒りを買ったからか、著者は晩年に再版した時に削除しているのを知らないようだ。他の本でも小山いと子を取り上げているところを見ると、相当関心があるようなので「皇后さま」が再版されたら解説でも書いたらどうか。
「スイスの銀行に預けた皇室の隠し預金」なるものは夫の加藤康男が「昭和天皇七つの謎」で「新ネタ」だと使い回していた。それだけでも眉唾物だが大木毅が「極東ナチス人物列伝」でフリードリヒ・ハックを書いた文章を再録した時の注釈で「臣下の大戦」と一緒に切り捨てていた中田整一の「ドクター・ハック」にしょうもない真相が紹介されていた。「情報機関が掴んだ情報」なるものが針小棒大な「逸話」になったいい例だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても詳細に書かれており、分かりやすかったです。
特に、幼少期のエピソードを興味深く読みました。
まだ大人の顔色を伺う年齢の子が、どんな様子だったのか。
皇室の教育方針の移り変わりとともに、「育児とは」と考えさせられました。
ただ、様々な出典からよく考察されて書かれているのですが、特に重視して引用されているのが『皇后さま』という小説であることには少しひっかかりました。
著者自身も「あくまで小説だか」「とても綿密に調査のうえ執筆された小説」と前置きされてらっしゃいますが、小説は小説、どこまで話を膨らませてストーリー展開させているのかは、その著者でないと分からないでしょう。
もっと他の出典からの引用が多いと良いかなと感じました。
著者プロフィール
工藤美代子の作品
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