浮世絵春画を読む〈上〉 (中公叢書)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120030796

感想・レビュー・書評

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  • 著者から伝言:早川聞多
    春画を単なる江戸のポルノと思ってをられる方は
    読み進むうちに目からウロコが落ちる思ひをされることであらう
    特殊な世界の特殊な性を描いたものではなく
    老若男女を問はず江戸時代の庶民の本音に基づいた
    実に様々な男女の性の世界を描いたものである
    春画は《笑絵》ともよばれ誰しもに宿る性の欲望を率直に肯定しつつ
    性にまつはる喜怒哀楽を笑ひのうちに包みこんでゐる
    そこには性の他ビート荒廃に分裂した現代の我々の心をも
    なごませる世界が広がつてゐる

    とある
    目次を見ると
    春画における覗き 田中優子
    春画のなかの鏡 白倉敬彦
    春画と地女 早川聞多
    春画と遊女 佐伯順子

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プロフィール

1940年北海道生まれ。早稲田大学文学部中退。長年、独立した編集者として現代美術から浮世絵にいたる美術書を編集。春画研究への大きなインパクトとなった『浮世絵秘蔵名品集』(学術研究社、全4巻)をプロデュースしたことでも知られる、わが国屈指の浮世絵・春画研究者。国際浮世絵学会常任理事を務め、ヘルシンキ市美術館や大英博物館の春画展にも協力するなど、海外での評価も高い。2014年逝去。著書に、『春画の色恋』(講談社)『奇想の春画』(洋泉社)、『絵入春画艶本目録』(平凡社)、『春画と人びと』(青土社)ほか多数。

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