現代日本のアニメ: AKIRAから千と千尋の神隠しまで (中公叢書)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120033285

作品紹介・あらすじ

世界初、本格的日本アニメ論。

感想・レビュー・書評

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  • 『ナウシカ』では苦い経験も 海外版ポスターで振り返る「スタジオジブリの名作たち」 /2021年8月13日 - アニメ - コラム - クランクイン!
    https://m.crank-in.net/column/92754/2

    1251夜『現代日本のアニメ』スーザン・J・ネイピア|松岡正剛の千夜千冊
    https://1000ya.isis.ne.jp/1251.html

  • 【由来】
    ・千夜千冊なんだが、同サイトで「糸井重里」で検索かけたら出てきた。

    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】

  • 20年以上前の本なので、扱っているアニメは若干古めだけれど、それでも重要なアニメ作品はピックアップされている。内容が学術論文かってくらいしっかりしていて、読んでいてちょっと疲れるけれど、内容的には非常に充実している。『AKIRA』と『らんま1/2』が「変身」というキーワードで繋がるとは思ってもいなかった。直前に緒方さんの著書を読んだばかりなので、『エヴァンゲリオン』については表からも裏からも知ることができた感じがしてタイミング的にはちょうどよかった。タイトルは聞いたことあるけれど、観たことがないアニメも紹介されていたので観てみたい。

  • 「日本文化論B(留学生のみ)」平辰彦先生 参考図書
    https://library.shobi-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=01050030

  • 短めの章立てと多彩な実作品分析で、かなり読みやすい。「AKIRA」見てみたくなった。

  • いや本当にすばらしい内容でした。
    ここまで具体的に細かく論理的にアニメのことを語れるのがすごいですが、日本人じゃないんですよね。でも十分、日本人にも読ませる内容です。
    特に宮崎さんのアニメに対する分析というか、ああ、そうかあ、と妙に納得するものばかりで楽しかった。
    3つの分類というか、内容を何かに見立てるというのは、自分的には馴染めなかったけど、ただそういう説明を見るのもそういう風に捉えるのかと楽しく読めた。

  • ゴミ

  • 1251夜

  • [ 内容 ]
    世界初、本格的日本アニメ論。

    [ 目次 ]
    第1部 序説(なぜアニメなのか?;アニメの日本、そして世界におけるアイデンティティ)
    第2部 身体、変身、アイデンティティ(『AKIRA』と『らんま1/2』―怪異な若者;肉体の支配―ポルノグラフィー・アニメにおける身体 ほか)
    第3部 魔法の少女とファンタジーの世界(現実ばなれした存在の魅力―宮崎駿の「少女」の世界;ロマンチックコメディにおけるカーニバル性と保守性)
    第4部 国家という物語のリメイク―歴史を見据えるアニメ(無言の訴え―『はだしのゲン』『火垂るの墓』、そして「犠牲者としての歴史」性;『もののけ姫』―ファンタジー、女性性、「進歩」という神話 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 11月24日読了。アメリカ人である筆者による、現代日本アニメの分析。アニメを「終末」「祝祭」「挽歌」の3モードから読み解く考察は、大変興味深い。しかし、「妖獣都市」などのアダルトアニメを大真面目に取り上げられると当方には戸惑いがあるな・・・。公開されるアニメ作品、公開の順序は日本とアメリカでは異なっているわけで、そこは当然本書にもバイアスとなって現れているはず。「アメリカ的バイアスの元アメリカに伝わった日本アニメをアメリカ的視点で読み解く本を日本人が日本的な視点で読む」とアレ!?360度回りまわって元に戻っている!?そんなわけはないか。いずれにせよ情報量も多く、読む価値のある本だと思う。

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