破弾

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 44
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120033612

作品紹介・あらすじ

男は現場にもどってきた。銃弾が削り取るのは命だけではない。刑事として背負うものは人の心の闇なのか。慟哭の警察小説。

感想・レビュー・書評

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  • 鳴沢了刑事シリーズ第2弾。

    新潟県警を辞めて、語学採用として警視庁に入庁した鳴沢。

    配属は東京の多摩地区の所轄。

    そこで暴行魔を射殺した女刑事小野寺冴とコンビを組み、ホームレス襲撃事件を捜査する。

    2人のどこか似てるようで、危なっかしく、不器用なやりとりが良く描けていると思う。

    ストーリーとしては第1作から鳴沢刑事の成長ぶりを期待したのだが、まだまだ成長が足りない部分もある。

    しかしそれはこのシリーズで鳴沢がどんな男になっていくのかが気になる読者は多いのではないかと思う。

    残念なのは、1作目と展開が似ている点であり、もう少し、色を加えて欲しかったように思う。

    3作目も読んでみようと思います。

  • ファッションに細かいのと、新たに女性が登場する度にそういう関係になるのは、この作者さんの定番らしい。
    その辺りはスルーして、シリーズ通しての変化を読んでいくとしよう。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14745313.html

  • アマルフィ で有名になった、外交官シリーズの一冊。アマルフィよりも、こちらのほうが面白いと思う。
    ただ、こんな型破りな公務員がいたら、恐らくは、前線には出てこない、どっか外郭団体に飛ばされるだろうな と余計なことを考えてしまった。
    フランスとスペインの間にある小国のことは、この本で初めて知った。いつか行ってみたい。

  • 鳴沢了2作目。
    新潟を出て警視庁の外国語採用枠で再び警察官に。

    新潟の事件は50年前の復讐。
    今回のは30年前の復讐。
    次は?(笑)

    細かい描写は多いのに、もしくは、多いから?
    なかなか話が進まない感がある。
    そのくせ終盤はトトトトトっと片付く。

    ぐいぐい読ませるのとは違うけど、
    ちょっといらいらもするけど、
    だけど、コイツ(鳴沢)を見届けないと、という気にさせられる本。

  • 鳴沢了シリーズを初めて読んだ。思ったより読みやすく、面白かった。鳴沢の過去が気になる。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説などさまざまな題材の小説を発表している。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」などのシリーズのほか、、『虹のふもと』『八月からの手紙』『埋もれた牙』『ネタ元』『Killers』など多数。2014年8月には、『壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課』が刊行され、本作へと続く人気文庫書下ろしシリーズとなっている。
2018年8月、読売新聞夕刊で「奔る男 小説 金栗四三(かなくり しそう)」を連載開始。

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