大人にならずに成熟する法

制作 : 白幡 洋三郎  サントリー不易流行研究所 
  • 中央公論新社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120033773

感想・レビュー・書評

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  • 「子供らしい素直な心を残した大人」という意味だと思って読み始めたのだけれど
    最初の雑談を読む限り
    熱く語っている人達は現代社会に飲み込まれたインテリーにすぎず
    自分自身が社会の中心にいる人ばかりで
    世界がまるで見えていない中産階級の思い込みでしかないようにみえた

    アフリカの飢餓に自分達がどれだけ追い討ちを掛けているかなんて
    知らぬが仏なのかもしれない
    情報という満たされた上でしか通用しない上等な社会を
    現代社会は手に入れているのだと言い切る
    まるで衣食住がすべての人類に行き渡ってでもいるつもりなのだろうか
    当然違うだろう
    自分だけしか見ていないからこそ悪びれることも無く言える言葉だと思う

    表面的な現象をつまみ食いしたような雑談でしかない
    未成熟な個が生きていけるのは現代社会が成熟しているからだとも言う
    ある意味で彼らこそが確かに成熟している社会のハンモックに揺られているようだ
    しかしその物質的価値観に偏った発展こそが健康を損ねている原因であって
    成熟どころか腐敗でしかないと私は思っているけれども

    その情報社会が格差と差別を広げ大多数の人類を搾取して
    使い捨てている現実を直視していないギリシャの貴族そのままのようだ
    管理社会の温室に閉じこもって言葉遊びをしているのだろう
    自分に疑問を持たずに我こそは成熟した大人だと思い込んでいるようだから
    成り上がり貴族でしかないのも当然だといえるかもしれない

  • どうして「大人になる」って汚いことになったのかね。

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