- Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120033896
感想・レビュー・書評
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感想は3巻に記載。
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死んどるし!
マスターキーパーソンの香澄(カズコ)、死んどるし!
あなたが消えたら・・・真相は闇の中なんですけど。
もーーーーやめてよーーーーー!!!
鞠子視点の一巻から、芳野視点の二巻。
なるほど、だからあんなに薄いのに、わざわざ3巻に分けたんか。
しかし毎回巻末の衝撃展開・・・3巻構成でよかった♪心臓が持たん。
一巻に比べたら衝撃度は落ちます。というか鞠子が不憫でなりません(涙)
残りの4人(香澄、芳野、月彦、暁臣)は、みんな例の殺人事件の当事者で、鞠子一人が今知らされました。って感じなんだもん・・・
それにしても4人が食卓で、ワインを呑みながら過去の話をする場面。
月彦が「おばさんに睡眠薬を渡してたんだ・・・(中略)・・・睡眠薬・・・はっ!みんな忘れてる!あの家には犬がいたんだ!」の行。
恩田陸の本領発揮です。
よくあるよね、話してて思い出すこと。
それを、その雰囲気を台詞の流れだけで表す。すばらしい。
だから青春小説が上手いのかな?
青春中が一番他人と話すしね。 -
装幀/中央公論新社デザイン室
DTP/ハンズ・ミケ -
この巻では、芳野が主人公に。芳野が語る少女観と、少女の核を抜き取るような絵を描くシーンが好きだ。最後の場面、真魚子の言葉にはっとさせられる。続いて3巻へ。
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この空気感。すてき。
そしてラスト数ページでの展開で続きがさらに気になる! -
物語は芳野目線に変わり、語られる。1巻の終わりから緊張感が緩やかに続いている。謎の解明が一進一退というか、何か分かったと思えば、何か別な疑問がわく、ゆっくりと進んでいく雰囲気。じれったい気持ちになり一気に読めた。
自分自身読んでいて驚いたのは、一人称になった芳野への印象が、毬子目線の時とだいぶ異なっていることだ。 -
すいすい読み進めた。なんだか読むごとに見られてる恐怖を感じる。
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なるほど話し手を変えてきました。一筋縄ではいかんな。それでこそ分冊の意味もあるってモンだ。展開はドライブするし謎は多様化するけど、なんか飽きた。どうにもついて回る少女漫画テイストが合わないのかもしれん。
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視点が変わったので
受ける印象も少し変わった。
このまま最後まで
一気読みかも。