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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784120033902
感想・レビュー・書評
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沖縄戦が迫る時期に、沖縄県知事として赴任した島田と、県警部長の荒井の両内務官僚を追ったノンフィクション。
戦火が迫り多くの県幹部が逃亡する状況下で赴任し、疎開、軍への協力など、最後まで県民保護を含めた戦時行政を続けられ殉職した、行政官のあるべき姿の一つを体現したお二人の生き様は、胸に留めておきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
米軍の沖縄攻撃二ヶ月前に沖縄県警察部長として赴任した荒井退蔵と、
同じく上陸間近の沖縄県知事として赴任した島田叡(あきら)。
苛烈な戦火に巻き込まれた県民保護のため命がけで奔走した2人の島守の記録。
島田知事は神戸出身であり、着任から摩文仁の丘で消息を絶つまで
在任期間はわずか5ヶ月だった。
砲撃と混乱の中で、沖縄の公務員たちは県民の疎開や食料調達、
戦場での避難誘導のために文字通り命がけで働いた。
公僕とは・・・と考えさせられる書でもある。
中野好夫(英文学者、評論家。島田知事の第三高等学校の後輩)の
「最後の沖縄県知事」(中野好夫集8『忘れえぬ日本人/人間の死に方』筑摩書房)
も参考に。
田村洋三の作品
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