日本美術応援団 オトナの社会科見学

  • 中央公論
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120033940

感想・レビュー・書評

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  • 自分の行ったことのある場所が出てくるとうれしいね。増上寺の五百羅漢図は確かに凄かったよ、この本がきっかけだとしたらいいことだ。

  • いくつかの見学スポットが紹介されており、生の感じがして結構面白く読むことができた。著者はこの本の中で美術館の鑑賞法として「半分真面目に、半分冷やかしで見る」という心得を載せている。この意見には、私も賛成です。とりあえず、自分の思い通りに感動していただくのが一番かな。この本はシリーズもので四冊目である。他に一冊目が「日本美術応援団2000/2」、二冊目が「京都・オトナの修学旅行2001/3」、三冊目が「雪舟応援団2002/3」が発刊されているらしいので、こちらも時間があれば読んで見たい本である。

  • 美術館や博物館。
    名所、名跡。
    町巡り。

    その様なものをする時は、あんまり一辺にいろいろ回ろうとしては駄目ですよね。

    私は小学校の修学旅行で、広島に行ったのですが・・・
    あんまり何を見たかなんて覚えてないです。

    修学旅行や、ツアーなんかは限られた時間でいろいろな場所を回ろうとしますから、
    どうしても一所に留まる時間は短くなります。

    それではどれも中途半端になり、何を見に行ったのかよく分からないとかいうことに
    なりかねません。

    やっぱり、一つ所を一日かけてじっくり回るとか言うのが、理想的なんではないでしょうか。


    そんな機会はなかなかないですけど。

    近くにある資料館とかですら、じっくり見たことないですし。
    興味が薄いというのもありますけどね。

    自分の興味のあるものを眺めているのであれば、それは1日中であろうが
    飽きることなく楽しめるでしょう。


    観光旅行は事前のスケジュール調整が大事ってことでしょうか。
    何も決めずにぶらぶらするのもよさそうですが、それは観光旅行ではないでしょうね。

    ………

    山下――それで、赤瀬川さんが竜馬の刀傷の上に「桃」の字の落書きを発見した。
    赤瀬川―あの「桃」の字は、結構味があったんですよ、あれ自体もかなり古びていたね。
      もう定着していた。
    山下――「桃」は推定何年モノかな。ニ、三十年はたっていそうな感じがする。
    赤瀬川―「桃井」とかそういう名前だったのかな?
    山下――「桃」の裏側には「秋月」って書いたやつがいましたよ。
    赤瀬川―裏に書くってのは手だね。目立たないし。

    ………

    何を書いているのかいい加減、よく分からなくなってきました。
    毎度のことながら、読書感想なのかなんなのか・・・。

    でも、本当に、なかなか一つ所をじっくり見るとかいうことはないのですよね。

    自分で行かず、誰かについていくってことばかりだからでしょうけど。

    皆で行くのもいいけれど、一人でゆっくりってのもいいですよね。


    でもまあ、どっちにしろなかなか観光旅行なんてしないのですけれど。

    絵画展とかなら、結構行くことが多いような気もします。
    それも、他の人のついでで行ってるので、じっくり見るって感じではないですね。


    う~ん。また何書いてるのかよく分からなくなってきた。

  • 国会議事堂、東大などいろいろ行ってみたくなった。大人の社会科見学はとても楽しいと思う。

  • 「日経アート」誌上で結成された日本美術応援団による応援活動の成果・第四作。団員である二人が「社会人コスプレ」の背広に身を包み、国会議事堂を社会科見学! 美術を見る目で社会を見学してみると、当たり前な事も面白く見えてくる。(M)

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著者プロフィール

赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい)
1937年横浜生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。武蔵野美術学校中退。前衛芸術家、千円札事件被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻(★正字)克彦の筆名で発表)で第84回芥川賞を受賞。著書に『自分の謎(★正字)』『四角形の歴史』『新解さんの謎(★謎)』『超芸術トマソン』『ゼロ発信』『老人力』『赤瀬川原平の日本美術観察隊』『名画読本〈日本画編〉どう味わうか』。また、山下裕二氏との共著に『日本美術応援団』『日本美術観光団』『京都、オトナの修学旅行』などがある。2014年逝去。

「2022年 『ふしぎなお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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