白檀の刑 上

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120034091

作品紹介・あらすじ

猫の哭き声天地に満つるとき大清帝国の礎が揺らぐ。ニャオニャオニャオ-。生は血の叫喚にむせぶ。想い浮かぶは孫家の眉娘の花のかんばせ、瞳は秋のさざ波か、紅唇皓歯のあでやかさ。水を得た魚のごとくからみ合い、裁きの部屋でまで情けを交わしたこの二人。第1回鼎鈞文学賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 途中から読む気がうせてしまいました。

  • 原題「檀香刑」(作家出版社、2003年3月)。清朝末期、莫言の故郷である山東省高密県を舞台に、ドイツ膠済鉄道敷設に対する民衆の抵抗を背景に織りなされる愛憎模様。今年1月に本国で「第一回鼎鈞文学賞」を受賞。「猫の哭き声天地に満つるとき大清帝国の礎が揺らぐ」(帯より)

  • 処刑人のすごみ。図書館で借りた。

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著者プロフィール

中国・山東省高密県出身。小学校中退後、1976年に人民解放軍に入隊し、執筆活動を開始。『赤い高粱(コーリャン)』(1987年)が映画化され世界的な注目を集める。「魔術的リアリズム」の手法で中国農村を描く作品が多く、代表作に『酒国』『豊乳肥臀』『白檀の刑』など。2012年10月、ノーベル文学賞を受賞。

「2013年 『変』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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