蛇行する川のほとり 3

  • 中央公論新社 (2003年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784120034268

感想・レビュー・書評

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  • 恩田さんの作品は本当にぞっとするほどしんとしていて、でものめりこんでしまう。一日で3巻分読み終えてしまった。
    何でもできると思われている人も重大な秘密を隠しもっている。人間は皆平等…なのかな。

  • 好きな小説だ。秋の風が吹いているイメージ。

  • 最終巻は今まで“夏合宿”に参加してなかった麻里この親友、真魚子視点。
    もちろん解決編なので、謎が解けていきます。

    なんでしょうねー。謎。解けてしまうとあっけないと言うか、つまらないと言うか。
    途中あんなに怖い怖いまさかまさか言ってたくせに(笑)寝不足になりながら深夜まで読んでたくせに(笑)

    解けてしまうとあっけない(キリッ)   だって(笑)

    評価が低いのは単純に、二つの事件の真相が、自分の予想と一緒だったから。
    (母死=母自殺、姉死=弟恐怖より)
    さすがに母の自殺の手の込みようは、すごい、と言うよりあまりに懲りすぎで少し萎えましたが。

    いつもは短い本を分けられると「ぼっただっ!」なんて怒りますが、これは別。
    分かれてるだけ、恐怖倍増です。

    恩田さん=ホラーもいけるの証拠として、Mazeとともにお勧めしたい一冊です。

  • 疲れた、3冊一気に読み切ってしまった、蛇行する川のように
    高校生という記号を貼られた女たちのきらめきとうだるような夏が隠す謎
    1篇が一番わくわくゾクゾクしたかな

  • 最初の明るい感じからいっきに雲行きが怪しくなっていって色んな登場人物による視点から話が進んでいき、登場人物たちの成長を通して謎が明かされていくのがすごく面白かった。途中でえぇ、、嘘やろ、、ってなったところがあってそこから一気に読み切れるすごく面白く考えさせられる話。

  • 綺麗な少女たちが主役の夏のお話

  • 装幀/中央公論新社デザイン室
    DTP/ハンズ・ミケ

  • 少年少女の揺れ動く心模様は正に蛇行する川のごとし。女性の性を扱ってはいるものの、やや表層の表現にとどめられているところが少し残念。

  • 3巻では、毬子の友人の真魚子が語り手になる。毬子、香澄、芳野、月彦、暁臣に、客観的な立場にいる真魚子が加わり、物語は収束に向かう。毬子の印象が最初と全然違ってしまったのに驚いた。香澄と芳野がすごく大人びていて、毬子と真魚子も変わっていきそうな感じなのに比べて、いつも間違えている月彦と、ちょっとわがままな暁臣ら少年二人は彼女らに比べるとちょっと幼い感じ。こんな本に少女時代に巡り合っていたら、こんな世界に憧れて夢中になっただろうな。

  • 一気に読了!

  • 再読。謎解き編。終章の香澄の静謐な美しさは涙が出るほど。何度でも読み返したくなる一作。

  • とてもおもしろかった。なんかぞくぞくした。

  • 語り手が事件に直接関係のない真魚子に変わり、事件について偏った感情移入なしに、客観的に読めた。最後までよく計算された語りで、感動した。
    クライマックスの月彦と芳野の舞台は、力の入る場面でとても気に入った。
    ますます恩田陸のファンになった。

  • ちょっとあっけない。視点が巻ごとに違うのは新鮮だけど、最終巻に第三者の視点を持ってきたことで話から蚊帳の外になってしまった。ストーリーを理解するにはあまり視点を変えないほうがいいかもしれないと思った。

  • 面白いよ。面白いけど合わないなあ。一ひねり半のサービスも嬉しくなかったなあ。ミステリー特有の読後感が気持ちいいってのがない。

  • 事件の真相は
    そこまでビックリするものでは
    なかったけど
    雰囲気を楽しむことはできた。

    本当は1冊になっている方を
    読みたかったんだけど
    3冊に分かれているのも
    なかなかよかった。

  • 一巻、二巻、三巻と視点が変わるので、やはり三冊に別れているこちらを読んだほうが楽しめると思います。
    幻想的でとても恩田さんらしい雰囲気。やはり恩田さんの書く少女っていい、と思うような作品です。

  • これは面白い!視点が変わっていくのも面白いし、事件への興味が徐々に増していくからラストまで一気に読めてしまった。

  • 3冊目は真魚子視点です。
    過去の出来事をよく覚えていなかった毬子には香澄が話をしてしまったし、そうすると読者と同じ立場で事件のことをよく知らない第三者が必要、それが真魚子なのかなと思いました。
    3冊目には終章があり、香澄の視点で、香澄と毬子が2人でした話、そして事件の真相が語られます。香澄視点はないと考えていたので、親切設計でよかったとちょっと思ってしまいました。

    芳野だったか真魚子も言っていましたが、理解できなくても好きになれる、という言葉が印象に残りました。2人については、ほかの本でも似た設定を見た気がしたのですが、結局自分の中にある価値観や思い込みを変えることができなくて、お互いを想っていたのにすれ違ってしまっていたところが切なかったです。それが、理解できなかった、ということなのかもしれませんが。

    全体的に少女漫画のようなイメージでシーンが浮かびました。特に舞台のシーン。
    最後まで読んで携帯が出てこなかった理由が分かりました。
    読後感はよかったです。

  • 1巻に同じ。真魚子。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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