熱欲

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 61
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120034589

作品紹介・あらすじ

DV(ドメスティック・バイオレンス)と悪徳マルチ商法。無関係に見えた二つの事件が捜査線上で繋がった時、青山署刑事・鳴沢了の長く熱い夏が始まった。NY市警の旧友との邂逅、関係者の怪死、ちらつく中国系マフィアの影。人間の欲望が渦巻く修理の世界を、鳴沢は一歩ずつ事件の核心へと近づいていく。その先に待つ哀しい真相に向かって-。鳴沢了シリーズ第三弾。白熱の警察小説。

感想・レビュー・書評

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  • 鳴沢刑事シリーズ第3作目。

    都心の所轄の生活安全課に配属された鳴沢。

    殺人などを扱う刑事課とは違い、今回は大規模な詐欺集団の捜査を担当する。

    しかし途中から詐欺に関係する殺人事件の捜査に加わり、刑事課が自分の居場所なんだとの認識を強めていく。

    留学時代のルームメイトで、ニューヨーク市警に勤務する日本人の友人やニューヨークのチャイナマフィアなんかも登場し、今までにない切り口になっているが、今ひとつ表現しきれてない部分も否めない。

    でもシリーズの中で鳴沢刑事の成長ぶりは実感できる点は非常に良い。

    しかし鳴沢刑事はほんとに女に惚れやすい

  • 事件の話であるより、鳴沢了の話だと再痛感。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14774957.html

  • 刑事・鳴沢了シリーズ3冊目。今回は生活安全課と、鳴沢さんにしては地味な部署に異動。組織ぐるみの詐欺事件に着手。派手さのない事件に、最初はむしろ、アメリカから来た旧友と、その妹がらみに注目していましたが(子供とのカラミが面白い)、事件は殺人をよび、鳴沢さんの暴走も手伝って緊張のラストへ。優美さんとの微妙な関係は、どうせまたフラれるよ…と思っていたらそうでもなく…恋の行方に次回はまたまた異動もあり、いろいろ期待してしまいます。

  • 鳴沢シリーズ第三作

  • よかった。ほっとできるラストでした。

  • あまり好みじゃないといいつつ鳴沢シリーズも3作目。
    でも今回は、そんなにウジウジしてないので、大丈夫かも。

    でも、相変わらず同じような展開で気になる女性登場~。今度はうまくいくのか?

    事件が詐欺商法がらみだからか、結局未消化のまま終わってしまった。大規模な詐欺になればなるほど、こんな感じになるのか?

    顔見られたくないという密告者だけど、警察なんだから、何とかしてちゃんと顔みとけよ。。(最近こんなことばかり言ってるかも!

    「蝕罪─警視庁失踪課・高城賢吾」と設定(詐欺事件)がかぶってましたねぇ。偶然続けて読んでしまったので、気になった。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説などさまざまな題材の小説を発表している。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」などのシリーズのほか、、『虹のふもと』『八月からの手紙』『埋もれた牙』『ネタ元』『Killers』など多数。2014年8月には、『壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課』が刊行され、本作へと続く人気文庫書下ろしシリーズとなっている。
2018年8月、読売新聞夕刊で「奔る男 小説 金栗四三(かなくり しそう)」を連載開始。

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