幕末入門

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 16
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120034695

作品紹介・あらすじ

複雑怪奇な動乱の時代を生きた男たちの軌跡を、明快に俯瞰する。

感想・レビュー・書評

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    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    幕末の明治維新に大きく関係した幕府側、新政府側の各勢力についてを解説している。
    この本では小説やドラマ等ではよく知られている物語が実際の歴史であることを改めて実感することができる。
    会津藩が最後まで幕府側として戦い続けた理由や新選組の誕生理由や活動内容、長州藩と薩摩藩が攘夷から倒幕へと移行していった流れ、最後に土佐藩が明治維新の中で果たした役割などを知ることができた。
    この本を読むことで小説やドラマのイメージから脱却するよいキッカケとなると思う。

  • 3/3読了

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著者プロフィール

中村彰彦

1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋に勤務。87年に『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。91年より執筆活動に専念し、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞。また2015年には第4回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。小説に『鬼官兵衛烈風録』『名君の碑』『戦国はるかなれど』『疾風に折れぬ花あり』、評伝・歴史エッセイに『保科正之』『なぜ会津は希代の雄藩になったか』など多数。

「2020年 『その日なぜ信長は本能寺に泊まっていたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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