- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120035777
感想・レビュー・書評
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ドライで残酷な恋のお話。
ディスカスの記憶、が好き。
熱帯魚に固執する人物がよく登場するので、ちょっと熱帯魚の知識も学べるかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編を読み連ねる。そんな感じで読み終えた一冊。心地よい静けさというのでしょうか?
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自分の体調がいいからなのか
読むほどに映像が、イメージが、浮かんでいき、装丁にあるような淡くて深い心地よい緑に包まれているようでした。
そんな描写は一つもないのに。
気持ちよかった。
こんな短い短編でこんなにももってかれるかぁ
やっぱうまいなぁ。
6つの話、どの始まりとどの別れを選びますか?
僕には選べません。 -
2017.1.20
「からっぽのバケツ」が好きです。
この父親のようになりたい。 -
好きだけど引きずらない軽さ
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4-12-003577-8 197p 2004・10・25 初版
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『別れの後の静かな午後』の中の
整理整頓が好きな斎藤くんが割と好き。
お話的には
『ディスカスの記憶』が好きかなぁ。
題名の響き的には
『球運、北へ』が良いかな? -
短編が6作入っていて、どれも面白かった。外れがなかったという印象。表題作と空っぽのバケツが特にお気に入り。切ないけど温かい雰囲気が好きです。
ただ、話はどれも素敵だったんだけど、登場人物の設定がどの作品も似たり寄ったりなのが気になった。仕事は編集かデザイン、出身地は北海道。話はいいのに登場人物の魅力が半減している気がした。三作目くらいから「え?また?」と思い出したので………。もうちょっといろんなカラーの登場人物が出ていれば面白かったと思う。まあ、北海道出身じゃなきゃ広がらない話もあったけどさ。もしかしてそういうコンセプトだったのかしら。 -
君を想えば、別れすら愛おしくなる。