約束の河

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 61
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036040

感想・レビュー・書評

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  • また戻ってこような、と言った言葉に嘘はなかったのに、みんな変わってしまった事が切ない。

  • 命の恩人に人生を狂わされてドラッグに逃げたりする話。
    クスリ、アカン。家族は大切。

  • 初めて読んだ堂場作品。貫井徳郎に似た味わいを感じたけれど、こちらの、堂場作品には希望もある。

  • 4人の少年達の秘密基地は河原に乗り捨てられた廃車
    そんな彼らの秘密基地に火を放たつものが・・

    片腕を失いながらも友達を助けた少年
    片腕と引き換えに助けられた少年、失ってしまった友達

    片腕を失くしてしまった彼の死があの事件の記憶を呼び覚ます

    一つの事件が彼らの関係と人生を大きく変えてしまいます
    親友・憎しみ・恐怖・彼らはどんなふうに事件を
    乗り越えれば良かったのか・・・と考えさせられます






  • 子供の頃の出来事が後々まで尾を引いている。
    人間って、強いのか弱いのかわからない。

  • うーん、最近読み始めた堂場さんなんだけど、ちょっと、。。。無理があるっちゃあそんなんだけど、くどさもあるし、ついていけない。

  • 小学校4年生の仲良し4人組が通り魔に襲われ、一人が死亡、一人が片腕切断・・・
    そんな凄惨な事件から25年後、薬物中毒で入院していた主人公・北見が2か月ぶりに退院してみると、片腕を失った親友・出流が死んでいた。
    薬物中毒の禁断症状と闘いながら、親友の死の原因を突き止めようとする北見。
    鳴沢了シリーズを読み慣れてしまうと、ちょっとじれったい展開、ラストはかなり前から見えてて、何となく、グタグタした感じが、いつもの堂場瞬一らしくなく、敢えて辛口の「微妙」。
    一般的な作品に比べたら、主人公の苦悩も良く描かれているし、丁寧な感じは受けるんだけど・・・

  • 今川出流はいったいどんな人間だったのだろう。子供の頃河原の廃車で遊んでいた突然4人の少年を襲った悪夢は4人の運命を一瞬にして変えてしまった。一人は死に二人は助けられ、そして助けた少年は片腕を失った。消える事のない恐怖の記憶と助けられたものと助けたもの。25年たった彼らはその事件以前の関係ではない。助けた少年、今川出流があの河で死ぬ。事故か自殺か、それとも。本編とからまりあう「業火」という小説のようなもの。その小説は今川出流が書いたものか。物語の中盤になるとその謎が一気にわかるのだが、その動機がわからない。他にもわからないことはたくさんある。優しすぎる北見の妻香織、なんだかなに考えているのかわからない。タレコミ後の藤代の行動、中途半端すぎる。「業火」にかかれた今川の心理は奈津や北見や島尾が感じる今川なのだろうが、何か読み終わると違う気がするのだ。一番あの事件で深く傷ついていたのはやはり今川自身だったろうと。誰よりもあの事故の思い出の残る街から逃げ出したかったのは今川だろうと。奈津を愛しながらも一番そうなってしまったことに後ろめたさを感じていたのは今川だろうと。子供のときと同じ様にとっさの時には正義感で行動してしまう男だったのではないかと。今川出流がわからないまま終わってしまったが、弱い男が大事なものに気づくまでに大きな犠牲が払われてしまったなあと思う。

  • 薬物常用で記憶喪失というのは、ある意味現代的で良かったのだけど、薬物が抜けたら真相を看破してしまったのは拍子抜けしてしまいました。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説などさまざまな題材の小説を発表している。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」などのシリーズのほか、、『虹のふもと』『八月からの手紙』『埋もれた牙』『ネタ元』『Killers』など多数。2014年8月には、『壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課』が刊行され、本作へと続く人気文庫書下ろしシリーズとなっている。
2018年8月、読売新聞夕刊で「奔る男 小説 金栗四三(かなくり しそう)」を連載開始。

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