ぼくが愛したゴウスト

著者 :
  • 中央公論新社
3.37
  • (10)
  • (17)
  • (34)
  • (9)
  • (1)
本棚登録 : 110
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036323

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 久々に1日で一気に読んでしまう小説に出会った。伊坂幸太郎さんのエッセイからこの本のことを知った。伊坂さんの書く本はきっちりまとめて終わるのに伊坂さん自身は、余韻を残す本が好きなのかと思わずにはいられない。
    物語自体はとても面白く、どことなく村上春樹さんの1Q84のような雰囲気。というかそういった設定の本はたくさんあるのだろうが。
    キャラクターがとても魅力的。一気に読み進めてしまった。
    しかし、まだまだ余韻の残る小説を楽しめない自分が悔やまれる。

  • 伊坂幸太郎氏のエッセイで気になったので手に取ってみました。伊坂先生が解説している文庫版は図書館になかったのでこちらで。
    何とも言えない悲しいお話。主人公が気の毒だけれどたくましく愛されていて好感が持てた。
    ジャガイモ餃子は美味しそうですね。ただ匂いが気になる。

  • 伊坂幸太郎のおすすめで読んでみた。

    ストーリーよりも匂いが気になった。
    ずーっと。腐卵臭。
    それとシッポのある女性としてみたいとも。

  • 2015/08

  • 自分自身がいままでと変わりない自分だと思っていること以外に自分が自分だと証明できることがない。すべては幻想だなんて結論にも至ってしまう。うーん。

  • もう読むのやめたい読むのやめたい、と思いながら最後まで読んでしまった。

    どんよりしてるけどどこか明るくて、切ないけどちょっと楽しくて、でもやっぱり悲しくて怖い。
    みたいな複雑な心情になる話。

  • 不思議な世界に迷い込んだ真実は、少年自身が語っていた物で間違いないのかな?

    2015 3/25

  • めちゃくちゃ不思議な話。話の展開が、次々予想を裏切り、先の見えないまま、突然話は終わった。というか、本はthe endだけど、物語は暗澹たる気持ちを抱えたままいつまでも続いて行きそうにさえ思われる。むしろのんびり屋で楽天的な主人公の少年は、絶望的な状況を、素敵なゴウストたちに守られて、生き延びる。ほら、いつものように、話を要約することさえできない。不思議。物語が建設的でないジレンマ。それでも、人物たちが愛らしいのは作者の筆力か。とにかく、読んだよ、龍太さん。

  • 伊坂幸太郎さんのエッセイ3652で紹介されていた小説です。自分が生きている世界とちょっとズレた世界があったなら、その世界に迷い込んでしまったなら、ありきたりのパラレルワールドのような設定です。しかし、そこはひとひねりあり、異世界の人々は現世界と全く同じ姿形をしているものの心が欠如している。異世界の人々は影、ゴウストでしかなく、異世界にとって現世界の人は異物でしかない。強引で荒い部分を感じますが、心とは、自分は存在するのかという哲学的な問いなのかもしれない。

  • 伊坂幸太郎のエッセイで一押しだったので読んでみる。なるほど、深い。「ぼく」の深さは良い。しかし、そう来てしまうのか、うじうじ。

全29件中 1 - 10件を表示

ぼくが愛したゴウストのその他の作品

打海文三の作品

ツイートする