ダウン・ツ・ヘヴン

著者 :
  • 中央公論新社
3.71
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本棚登録 : 2244
感想 : 270
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036446

感想・レビュー・書評

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  • 「ナ・バ・テア」と比べ難いお気に入り。クサナギは可愛いなあ。

  • これは小説と言うよりも詩集に近いんだな、ということに気づいてからは、森氏のミステリー作品とは違った面白さが少しわかってきた気がします。

    読み終わった後で知った衝撃の事実:

    スカイ・クロラの次はこの作品だと思ってたら、実はナ・バ・テアの方が先っぽいことが判明した事!

    しかも、特に違和感無くこの作品を読みきった自分(^^;

  • クサナギとティーチャの戦闘シーン、何が書いてあるのかわからないけどスピード感があってかっこいい!一瞬の速さ。死ぬなら空の上で。ティーチャとの戦いに命を賭けていたクサナギ。その思いを踏みにじったあのことにはショックを受けました。「命を本当に掴むために、人は死ぬのだ」「僕たちは、つながっている。空気だけで。空だけで」

  • 綺麗で熱い感じ

  • 草薙の感情の振れ幅に魅力を感じる。ティーチャーとの再開からのバトルシーンはかなり良い。

  • ナ・バ・テアに続き、シリーズ時系列に倣って2番目に読んだ。
    相変わらず空を飛んでいる表現が面白い。ただ今回は(展開ゆえに)息が詰まる飛行シーンが多かった。ナ・バ・テアより解釈が難しいシーンが多かったかも。カンナミについては「多分こうかな」という読みはあるが確信がない。シリーズを一通り読んだら再読したい。

  • シリーズで読んだのは2冊目。
    空の上は軽く、地上は重くて湿っぽい。
    政治的な思惑があり、ティーチャとササクラに
    会えた時の安心感がすごくあった。

  • 2013/4

  • ここでも僕はクサナギ.なぜ戦っているのかという政治的背景が少し明かされるが僕には関係ない.ただ生死をかけて飛ぶだけが生きがい.チィーチャとの一騎打ちのシーンがクライマックス.短い文章の連射で綴られる戦闘シーンはスピード感があり圧巻.まるで自分が飛んでいるような気になり思わず右手の操縦桿を握りしめてしまう.

  • 2015*8*4読了。
    クサナギは空を飛び続けたいけど、会社がそうさせてくれない。社会は難しくて切ないなと思った。私も空が飛びたくなる、そんな本でした。


    真っ黒な
    澄んだ瞳。
    その中に、
    空がある。
    そこへ
    墜ちていけるような。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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